【中央社】台北地検によると、楊千慧ら現役および退役軍人6名が中国側に買収され、軍事機密を収集・漏洩した疑いで起訴された事件で、台湾高等法院は本日、6名全員に有罪判決を下した。犯行の手口として、楊博智が同僚の隙を見て軍用コンピュータから軍事機密をクラウド上にアップロードし、姉である楊千慧が南下した際に手渡すなどの手法が確認されている。本判決は控訴が可能である。

高等法院の発表によれば、王文豪、譚俊明、邱翰林、楊千慧(邱の配偶者)は全員が退役軍人であり、呂芳契と楊博智は犯行当時現役の軍人であった。被告らは、香港籍の丁小琥(故人)らが中国の工作員であることを認識しながら、組織の拡大や機密情報の収集、漏洩に加担。軍の関係者や退役軍人を組織へ引き込む活動を行っていた。

また、楊博智は同僚が離席した隙にその軍用端末を無断で操作し、管轄外の軍事機密をクラウド経由で窃取したほか、私的な交流を通じて機密情報を姉の楊千慧に漏洩していた。

高等法院の合議庭は、被告6名が偵査および審理の過程で犯行を認めたこと、また邱翰林を除く5名が犯罪収益を返還したことを考慮した。一方で、国家の安全に対する重大な脅威を与えたことの責任は重く、長期的・計画的なスパイ活動であったと指摘した。

判決は国家安全法および陸海空軍刑法に基づき、邱翰林に懲役8年6月、楊千慧に同8年、譚俊明に同7年2月、王文豪に同7年、呂芳契に同6年を言い渡した。また、職務上機密を漏洩した楊博智には同4年6月が言い渡された。各被告には8万から50万新台湾ドルの犯罪収益没収が命じられた。

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  • 出典:中央社 CNA
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