トランプ氏、CDC所長にエリカ・シュワルツ氏を指名へ 伝統的な公衆衛生路線への回帰図る

トランプ米大統領は、混乱が続く米疾病対策センター(CDC)の次期所長に、かつて副医務総監を務めたエリカ・シュワルツ氏を指名する意向を明らかにしました。政府は、物議を醸しているロバート・ケネディ・ジュニア保健福祉長官のワクチン政策とは一線を画し、伝統的な公衆衛生体制への回帰を図る狙いがあります。
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  • 📰 発表: 2026年4月17日 10:45
  • 🔍 収集: 2026年4月17日 11:01(発表から16分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月17日 17:11(収集から6時間10分後)
(ワシントン16日中央社)トランプ米大統領は本日、人事の入れ替えが続く米疾病対策センター(CDC)の次期所長として、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行期に副医務総監を務めたエリカ・シュワルツ氏を指名すると発表しました。

ロイター通信の報道によると、シュワルツ氏はトランプ氏の第1次政権下で、連邦政府の新型コロナ対策に携わり、全米の防疫体制や公衆衛生施策の調整を担った経験を持ちます。同氏は、混迷するCDCにおいて、伝統的な公衆衛生の専門家としての道を進む「堅実な選択肢」と見なされています。ホワイトハウスは現在、ケネディ保健福祉長官が推進する議論を呼ぶワクチン政策から距離を置き、薬価引き下げや食品安全といった、国民の関心が高い政策へと重点を移そうとしています。

これは共和党にとって、中間選挙を控えた厳しい政治情勢を見据えた動きでもあります。ケネディ長官は同日の議会公聴会でも、ワクチンに関する質問の多くを回避しました。

シュワルツ氏が就任すれば、アトランタに本拠を置くCDCを率いることになります。CDCは国内外の公衆衛生上の脅威を監視・対応する要衝であり、その所長は伝統的に米国のワクチン政策に関する最終決定権を有しています。今後はワクチン安全性に疑念を抱き、既存の科学的合意とは異なる立場をとるケネディ長官の下で働くことになります。

昨年8月、トランプ氏はケネディ氏のワクチン政策変更案に反対した前所長のスーザン・モナレス氏を解任しました。シュワルツ氏はワクチンに関して公に明確な立場は示していませんが、ケネディ氏の姿勢を批判する元公衆衛生官僚らからは一定の評価を得ています。

世論調査によれば、ケネディ氏が主張する小児用ワクチン接種スケジュールの改革を支持しない有権者が多数を占めています。消息筋によると、ケネディ氏が物議を醸す政治的経歴を持つ人物を次々と登用し、ワクチンに対する国民の信頼を損なったことを受け、ホワイトハウスはより伝統的で信頼のおける人材を主要ポストに配置したい考えです。

よくある質問

エリカ・シュワルツ氏はどのような経歴を持っていますか?

トランプ氏の第1次政権で副医務総監を務め、COVID-19パンデミック時の防疫対策や全国的な公衆衛生施策の調整において中心的な役割を担いました。

なぜ今回、シュワルツ氏が指名されたのですか?

ケネディ保健福祉長官による物議を醸すワクチン政策に対し、国民の不安が高まっているためです。ホワイトハウスは、伝統的な公衆衛生の専門家を据えることで、政策の安定化と国民の信頼回復を図る狙いがあります。