フィリピン・米国の合同軍事演習「バリカタン」が開催へ、多国間での全領域作戦を目指す

今年度のフィリピン・米国合同軍事演習「バリカタン」は、参加国と演習規模を大幅に拡大して開催されます。従来の陸海空の枠組みを超え、サイバー空間を含む「全領域作戦」へと進化し、インド太平洋地域の安全保障体制を強化します。
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  • 📰 発表: 2026年4月15日 18:33
  • 🔍 収集: 2026年4月15日 19:02(発表から28分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月19日 11:09(収集から88時間7分後)
フィリピン軍は、今年度のフィリピン・米国合同軍事演習「バリカタン」が4月20日から5月8日まで実施されると発表しました。フィリピン軍報道官のパディヤ大佐は、国営テレビ番組で、今年は参加国がフィリピン、米国、日本、カナダ、フランス、オーストラリア、ニュージーランドの7カ国に増え、総勢1万7000人規模になると明かしました。演習は従来のフィリピン・米国の二国間形式から多国間形式へ、訓練内容も陸海空の伝統的な作戦からサイバーなどの非伝統的領域を含む「全領域作戦(オール・ドメイン・オペレーションズ)」へと進化しています。

米国側の報道官ロバート・バン大佐は、多くの国が参加することで、インド太平洋地域の自由で開かれた秩序を守る意志が示されており、フィリピンが地域安全保障の鍵となる役割を果たしていると強調しました。また、演習の核となるのは、言語や文化の壁を越えた部隊間の連携・統合能力の向上です。

今年のハイライトの一つは、日本が初めて自衛隊の戦闘部隊を派遣することです。日本とフィリピンの間で「円滑化協定(RAA)」の批准が進む中、実弾射撃演習では陸上自衛隊の88式地対艦誘導弾を用いて標的艦を沈没させる訓練も予定されています。

よくある質問

「バリカタン」演習の主な目的は何ですか?

参加国間の共同作戦能力の向上、通信とシステムの統合、そしてインド太平洋地域の自由で開かれた秩序を守るための連携強化が主な目的です。

今年度の演習で大きく変化した点はありますか?

従来のフィリピン・米国二国間中心から、7カ国が参加する多国間形式へと拡大しました。また、陸海空のみならずサイバー空間などを含む「全領域作戦」への移行が大きな特徴です。

日本はどのような形でこの演習に関わりますか?

日本は今回初めて戦闘部隊を派遣します。実弾射撃訓練において、88式地対艦誘導弾を使用した標的艦の撃沈訓練などを行う予定です。