【中央社バンコク13日】タイの伝統的な新年を祝う「ソンクラーン(水かけ祭り)」が始まり、バンコクのシーロム通りでは大規模な交通規制が敷かれ、数万人が街頭で水かけ合戦を楽しみました。参加者たちは水鉄砲を手に水を掛け合い、全身ずぶ濡れになりながら熱狂的な雰囲気に包まれました。現在のバンコクは気温が37度まで上がるなど厳しい酷暑となっており、当局は熱中症への十分な警戒を呼びかけています。
シーロム通りだけでなく、街の至る所で荷台に水桶を積んだトラックが走り回り、通行人や店先にいる人々と水を掛け合う光景が見られました。今回初めて参加したカナダ人観光客のジョディさんは、着替えやゴーグルを準備して万全の態勢で臨んでおり、「タイの人々はとてもフレンドリーで、祭りの雰囲気を心から楽しんでいる」と語りました。また、米国から帰国したタイ人男性は、バンコクの祭りの多様性を高く評価しました。
毎年4月13日から15日は仏教の新年であるソンクラーンにあたり、全国的な休暇期間となります。人々はこの期間、互いに水をかけ合って祝福を祈るほか、寺院で仏像に聖水をかける儀式を行います。今年は週末と重なり、11日から5連休となったため、例年以上に盛大な盛り上がりを見せており、地元住民のマンディさんは「昨年よりさらに人が多い」と話しました。英字紙「ザ・ネーション」によると、バンコク市当局は監視カメラ等の分析から、シーロム通りだけで約14万人が集まったと推計しています。
アヌティン副首相は、タイ各地域の多様な伝統文化を披露することで、ソンクラーンの国際的な影響力を高めたいと述べました。また、「この美しい伝統を次世代に受け継ぎ、国内外からの観光客を温かく迎え入れてほしい」と国民に呼びかけました。なお、気象当局は、連休期間中に気温が42度に達する可能性があるとして、炎天下での長時間の滞在を控えるよう重ねて注意を促しています。
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- 出典:中央社 CNA
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