インド東部の主要都市コルカタは、インド東部・北東部、さらには近隣のバングラデシュ、ネパール、ブータン、東南アジアへ繋がる重要な結節点として優れた地理的条件を備えています。かつて英国植民地時代に首都が置かれた同市は、港湾、鉄道、道路などのインフラが整備され、長年茶葉や石炭、鋼鉄などの物流拠点として機能してきました。
近年、コルカタは伝統的な産業構造からの脱却を図り、インド東部のテクノロジー産業のハブとなるべく転換を加速させています。台北世界貿易センターのコルカタ事務所、陳瑋所長によると、コルカタは河川・海運、陸路、航空を結ぶ交通の要衝であり、これが開発の強力な基盤となっています。現在、現地ではインフラ整備に加え、グリーンエネルギーや再生エネルギー産業の育成に注力しています。
具体的な動きとして、アッサム州ではタタ・グループによる半導体後工程(封止・検査)工場の誘致が進んでおり、西ベンガル州でもコルカタ近郊に「東部シリコンバレー」構想が立ち上がっています。駐インド台北経済文化代表処の陳牧民代表は、インドの発展軸がこれまでの西部・南部から、今後はコルカタを中心とした東部・北東部へシフトしていくと分析しています。
現在、インド東部や北東部における台湾企業の進出はまだ限定的ですが、地域均衡発展の観点からハイテク産業の移転が推奨されており、将来的な投資先として注目すべき地域であると専門家は指摘しています。
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- 出典:中央社 CNA
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