中央社ニュース:台北地方検察署は、ドーナツ店で勤務初日に退職した王という男が、SNS上に店舗のネズミや期限切れ食品に関する根拠のない投稿を行い、名誉毀損罪で告訴された事件について、示談成立により起訴猶予処分を下したと発表した。王は賠償金として70万台湾元を支払う必要がある。
起訴状によると、王は2024年7月、「満月ドーナツ」大安店に応募し勤務したが、わずか1日で退職。その後、SNSのThreadsにて「店内には生きたネズミがビニール袋に入れられて放置されており、休憩室はネズミの臭いが充満している。期限切れの食材も使用されている」などと主張した。さらに、粥の作り置きの繰り返しや、コーヒーマシンの不衛生な洗浄状況、皮蛋や温泉卵の賞味期限切れなどを指摘し、「#期限切れ食品を食べさせられた」といったハッシュタグを付けて投稿した。
運営会社側は、これらの投稿が商誉を著しく損なったとして刑事告訴。検察による調査の結果、王は入社時に締結した守秘義務や社外への批判を禁ずる契約に違反したことが判明した。王自身も投稿に感情的な内容が含まれ、一部が事実と異なり会社の社会的評価を低下させたと認めている。
検察官は、王に前科がなく、反省の意を示して被害者と積極的に和解に至ったことを考慮。告訴人が寛大な措置に同意したため、刑事訴訟法に基づき、1年間の起訴猶予とし、70万台湾元の賠償を命じた。
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- 出典:中央社 CNA
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