中央社(台北13日)パネル大手の友達光電(AUO)の広報担当である張博儀氏は、台湾証券取引所での重大情報記者会見において、同社がエネルギー事業に関連する組織および投資構造の再編案を理事会で承認したと発表しました。グループ内外のエネルギー関連資源を統合し、事業の法人化を通じてより専門的かつ焦点の絞られたプラットフォームで運営することで、運営効率と市場競争力を強化する狙いです。
張氏は、AUOがエネルギー事業を同社の100%子会社である「達耀能源科技」に分割する計画であり、分割基準日は2026年8月1日を予定していると説明しました。分割完了後、AUOは達耀能源および関連する投資事業の株式を「星耀能源投資控股」に売却する意向です。対象には、達耀能源、友達電力、正耀、豊耀、AEUS(AUO Green Energy America Corp.)、兆豊太陽能の全株式が含まれます。
売却額について、達耀能源の企業価値は約7.8億台湾元、その他の対象資産の合計は8000万台湾元を下回らない見込みです。また、AUO傘下の星河能源も、傘下の森勁電力と永勁電力の株式を「星耀二号能源」に売却する予定であり、その金額は10.34億台湾元を見込んでいます。これらの案件は、いずれもAUOの株主総会での承認が必要です。
AUOは、長年太陽光発電所の投資やエネルギー管理サービスに取り組んできました。エネルギー転換が規模拡大や資本化、統合化という新たな段階を迎える中で、今回の再編によりエネルギー事業を独立した構造で運用させ、経営パフォーマンスを最大化させる方針です。なお、達耀能源がAUOのエネルギー事業の全業務および契約を引き継ぐため、既存の顧客サービスや海外プロジェクトを含む協力体制に影響はなく、サービスの継続性が確保されます。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:企業戦略変更