米イ両国、21時間のマラソン会談も合意に至らず バンス副大統領がパキスタンを離れる

パキスタンで実施された米イ両国による約10年ぶりの直接対話は、21時間に及んだものの合意には至りませんでした。核開発阻止を求める米国と、要求を過分と見なすイランの隔たりは埋まらず、今後の停戦合意や情勢が不透明な状況となっています。
イベントNQ 0/100出典:PR Times

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  • 📰 発表: 2026年4月12日 12:50
  • 🔍 収集: 2026年4月12日 16:29(発表から3時間39分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年4月20日 01:24(収集から176時間55分後)
AFP通信によると、バンス副大統領は現地時間午前7時8分(日本時間同10時8分)、副大統領専用機「エアフォース・ツー」に搭乗し、タラップの上からパキスタン当局者らに別れを告げた。ロイター通信やCNNなどの報道によれば、バンス氏は出発前、21時間にわたるイラン側との交渉が決裂したことを明らかにした。この結果により、先月両者が合意した2週間の停戦が危機に瀕している。

バンス氏は記者団に対し、「残念ながら合意には至らなかった。これは米国よりもイランにとって遥かに悪い結果だ」と述べつつも、米国側の「レッドライン(譲れない一線)」は明確に伝えたと強調した。同氏は、イラン側が核兵器開発の放棄や、即座に核武装可能な技術の取得を断念するといった米国側の要求を受け入れなかったと指摘した。これはトランプ大統領の最重要目標であるという。

一方、イランのタスニム通信は、米国側が「過分な要求」を突きつけたことが交渉決裂の主因だと報じている。イラン政府は会談終了前、交渉は継続するとSNS上で示唆していたが、結果として対話は途絶える形となった。イスラマバードで行われた今回の会談は、1979年のイラン革命以来、最高レベルの対話として注目されていた。

危機打開の「出口戦略」が期待されていたものの、交渉の失敗は大きな打撃となった。7日から始まった停戦の先行きは不透明で、イランがホルムズ海峡の封鎖解除に応じない場合、世界のエネルギー供給への影響が長引く恐れがある。

今回の米代表団にはウィトコフ特使やクシュナー氏らが名を連ね、バンス氏は交渉中、トランプ大統領と10回近く電話協議を行ったという。対するイラン側はガリバフ議長やアラグチ外相らが率いた。パキスタン政府は首都イスラマバードで厳重な警備体制を敷いており、今回の仲裁役を務めたことで国際的な地位向上を狙った格好だ。

よくある質問

今回の会談はどのような意義がありましたか?

米イ両国による10年以上のブランクを経た初の対面交渉であり、1979年のイラン革命以来最高レベルの対話として、停戦や情勢安定化の出口戦略が期待されていました。

交渉が決裂した主な要因は何ですか?

米国側が核兵器開発の完全放棄や関連技術の取得禁止を強く求めたのに対し、イラン側がこれらの要求を「過分」であると判断し、受け入れなかったためです。

今後の停戦への影響は?

交渉決裂により、7日から開始された2週間の停戦が維持されるかは極めて不透明な状況です。また、イランがホルムズ海峡の封鎖を解かない場合、世界のエネルギー供給にさらなる支障が生じる可能性があります。