中央社報道によると、15日、香港の書店「留下書舍」と「田園書屋」が国家安全法違反の疑いで警察に捜索されました。店員が「私は書店店員」と書かれたTシャツを着て拘束される様子が報じられ、大きな衝撃を与えました。
これを受け、台湾の著名な作家たちが相次いで声を上げました。作家の詹宏志はフェイスブックで「香港書展の最中、読書の自由を象徴する書店のスタッフが手錠をかけられて連行される姿に、出版関係者として深い苦痛を感じる」と投稿。2005年のエッセイ「瞬間の凝視」を再投稿し、「共産政権の野蛮さを過小評価していた」と述べました。
李志銘は、「この『私は書店店員』の黒いTシャツが、やがてチェ・ゲバラの肖像や『Vフォー・ヴェンデッタ』のマスクのように、中国共産党の圧政に抗う象徴的な文化アイコンになるだろう」と予測しました。
詩人の鴻鴻は「私は書店店員」と題する詩を発表し、「田んぼに草を残すように、書店に本を残す。私は手を離さない拳だ」と力強いメッセージを送りました。
評論家の顔擇雅は、「このニュースは、宏福苑の災害被災者が助けを求められない状況と併せて見るべきだ」と指摘。自由社会が全体主義に飲み込まれると、言論の自由だけでなく、住居の安全や財産の保障も失われると警告しました。
作家の陳思宏も声援を送り、「独裁に抵抗し、自由を勝ち取るためには、本を読み、本を書き、街に書店があり、公共図書館に予算が必要だ」と強調しました。
晃々古本屋、島乎冊店、孩好書屋、聚珍台湾、大河壩小書店、豊盛書店、猟人書店、民楽民坊、小小書房など、多数の独立書店もSNSで「私は書店店員」を投稿し、連帯を表明しています。
この動きは、言論の自由と文化の多様性を守るための国際的なシンボルとして、今後さらに広がる可能性があります。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
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