(中央社記者 潘智義 台北22日電)浄水設備の輸出業者である溢泰実業は、本日の取締役会で自己株式の買い取りを承認しました。期間は6月23日から8月21日までで、3000株を1株あたり新台湾ドル43.54元から96.69元の価格帯で買い戻す予定です。

本日の株価は0.1元下落し、62.1元で取引を終えました。

溢泰グループの執行役員である林于鈞氏は、今年の事業運営の中心は商用浄水市場にあると述べました。コーヒー、お茶飲料、コンビニエンスストア、朝食店、チェーンレストランなどが店舗を急速に拡大する中で、各地域の水源条件の違い、機器への水垢の発生、飲料の風味の標準化が難しいといった課題に直面しています。

林氏は、各地の原水の特性に応じて、総溶解固形物(TDS)、pH、硬度、フィルター材の組み合わせを調整することで、顧客が一貫した店舗用水の品質を確保できると指摘しました。これにより、コーヒーマシンや製氷機などの機器の修理頻度を減らし、稼働停止による事業への影響を低減できます。

林氏は、販売後のフィルター交換、水質の追跡、設備のメンテナンスといった継続的なサービス需要がある点で、商用浄水は単なるハードウェア販売よりも持続性があると強調しました。協力店舗が増えるにつれ、ハードウェア販売から消耗品やサービス収益へと収益モデルを多様化できると語りました。

また、水処理関連事業は溢泰の経営基盤であると林氏は述べました。長年にわたり、フィルター材の配合技術、水質検査、製品設計、金型開発、量産体制を蓄積しており、国際レベルの実験室とワンストップの統合サービスを構築しています。これにより、国や場所、顧客の条件に応じた最適な水処理解決策を提供可能です。家庭用飲料水から小売・飲食業、さらにはテクノロジー製造業の用水まで、サービスの範囲を広げています。

今回の自己株式買い取りは、経営陣が企業の長期的発展に自信を持っていることを示していると林氏は説明しました。今後も浄水製品、金属製品、工業用浄水システム、活性炭再生の4つの主要事業に注力し、製品構成の見直しとサービス範囲の拡大を進めていくとしています。(編集:楊蘭軒)1150622

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:資金調達