中央社報道

(中央社記者・呉柏緯 ブリュッセル19日特派)駐欧州連合兼駐ベルギー代表処は本日、フェイスブック公式ページにて中国大使館が『台湾は中国の一部』と主張した内容に対し、日本語を含む5か国語で反論文を発表した。代表処は、『台湾は中華人民共和国の一部である』という主張は基本的事実に反しており、何度繰り返しても真実にはなり得ないと断じた。

中国駐ベルギー大使館は19日、フェイスブックに投稿し、『台湾は中国の一部』と主張。ベルギー国民に対し、この立場を支持するよう呼びかけた。これに対し、駐EU兼駐ベルギー代表処は直ちに中国語、英語、オランダ語、フランス語、ドイツ語の5か国語で反論文を発信した。

代表処は、『中華人民共和国は1949年10月1日成立以来、一度として台湾を統治したことがない』と指摘。その上で、『統治したこともないのに「統一」や「再統一」を語るとは何事か。結婚したこともない相手と、どうやって離婚したことになるのか』と皮肉を交えて反論した。

第二に、代表処は『中華民国・台湾は、自由な選挙、独立した司法、活発な市民社会を持つ、機能する民主国家』であると強調。民主政体が、国民が自由な選挙で指導者を選べない国家の一部と見なされるべきではないと主張した。

第三の論点として、代表処は『中華人民共和国は1950〜1951年にチベットへ侵攻し、支配下に置いた』と指摘。これは『中国の現有領土は古来より不可分』という主張を根本から否定していると述べた。

第四に、『新疆』という名称自体が『新しい領土』を意味していると指摘。『もし新疆が古来より中国の一部なら、なぜ「新しい」と名付けられたのか』と問いかけた。

代表処は、これらの問いに対しては政治的スローガンではなく、誠実で理性的な回答が求められると結論づけた。(編集:韋樞)1150620

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FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:中国駐ベルギー大使館