中央通信
(中央社台北18日電)半世紀以上にわたり世界中で愛され続け、ロックミュージカルの先駆けと称されるアンドリュー・ロイド・ウェバーの『万世巨星』が、6月18日から初の台湾公演を開始します。今回のアジアツアー版は、オリジナルの音楽的核を保持しつつ、最新の劇場技術を融合させ、観客に新たな体験を提供します。
ワイドアーツが発表したプレス資料によると、『万世巨星』(Jesus Christ Superstar)は、音楽劇の巨匠アンドリュー・ロイド・ウェバーとティム・ライスによる黄金コンビの共同作。1971年の初演以来、従来のミュージカルを覆すロックスタイルで劇場界に衝撃を与え、現代ミュージカル史上で最も象徴的な作品の一つとなりました。
劇中の楽曲「Superstar」「I Don’t Know How to Love Him」「Gethsemane」「Heaven on Their Minds」は今も広く歌われ続け、無数の音楽家や舞台クリエイターに影響を与えてきました。この作品は、ロックミュージカルの原点と称されています。
イエス役を演じるルーク・ストリートは、「観客には神性だけでなく、感情や葛藤を持つ人間としてのイエスを見てほしい」と語ります。彼は「この作品の本質は宗教ではなく、関係性にある。つまり、2人の友人の物語だ」と強調しました。
ユダ役のジャボン・キングは、「ユダというキャラクターを再考させる作品だ。悪役というイメージを超えた、矛盾と苦悩を抱える人間だ」と語りました。また、「音楽スタイルが多様で、まるで“上演可能なアルバム”のようだ」と表現しています。
今回のアジアツアーは、英国の名プロデューサー、デイヴィッド・イアンが率いるチームによるもので、2017年にオリビエ賞最優秀リバイバルミュージカルを受賞した新演出版です。この制作は『ガーディアン』紙から「華やかで、衝撃的で、まるで啓示のようなミュージカル」と評されています。物語はイエスの最期の数日間を描く一方で、有名人崇拝や人間関係、群集心理といった現代的なテーマも巧みに織り込んでいます。
全編ミュージカル『万世巨星』は6月18日から21日まで、台北の国立戯劇院で上演されます。(編集:張雅浄)1150618
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