中央社報道

(中央社記者 王揚宇、葉素萍 台北17日電)台東県の饒慶鈴県長が録画された動画を通じて海峡論壇に参加したことが、議論を呼んでいる。民進党の立法院党团書記長である范雲氏は本日、地方自治体の首長が農漁民の利益のために尽力していることは理解できるが、中国は農産物を政治的圧力の手段としており、海峡論壇はすでに統戦工作のプラットフォームとして確立されているため、果物や茶葉の販売や農漁業製品の協議の場としては不適切だと述べた。結局、被害を受けるのは農漁民であると警告した。

民進党は報道資料を発表し、台東県の饒慶鈴県長が先日、中国の「海峡論壇」に録画映像で参加し、台湾の農産物を宣伝したと指摘した。台中市の盧秀燕市長や雲林県の張麗善県長もこれを支持する発言を行い、盧市長は「頼清徳総統は感謝の念を持つべきだ」と述べた。

民進党の報道担当者である呉崢氏は、海峡論壇は明確に中国による台湾への統戦工作のプラットフォームであると強調した。中国は近年、台湾の農産物に対して予告なしに輸入停止措置を複数回取っており、藍色陣営(国民党系)の地方首長が中国の統戦戦略に乗せられてはならず、台湾の農業を傷つけるべきではないと呼びかけた。

また、民進党の立法院党团書記長・范雲氏と副書記長・黄捷氏は本日、世論対応の記者会見を開催した。范雲氏は、地方首長が農民や漁民の福祉を願う気持ちは理解できるが、民進党党团として、海峡論壇が統戦工作の場であることがすでに証明されていると指摘した。果物や茶葉、農漁業製品の販売・協議の場としては適していないと述べた。

范雲氏はさらに、中国が農産物や水産物を武器化しており、政治情勢の変化に応じて、農漁民に対する購入約束を一方的に撤回するため、最終的に被害を受けるのは農漁民であると指摘した。政府はこれまで、市場の多様化を推進することで農漁民を守るべきだと主張してきたと強調した。(編集:林淑媛)1150617

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース