中央社報道によると、台北の士林地方法院は、陳姓の法官助理について、違法かつ不適切な行為があったとして、本日開かれた考績委員会で解雇を決議しました。解雇は明日から効力を有します。

士林地院は、陳姓法助が5月26日に許可なく法警長の執務区域に入り、机上の書類を勝手に確認したと指摘しています。これは法警長の職務領域を侵害し、業務の順序に干渉する行為に当たります。さらに、5月21日午前10時11分から19分ごろにかけて、A庭長の執務室の外で録音機器を使用し、A庭長とB庭長の非公開の公務会話を盗聴・録音したとされています。

また、陳姓法助は5月30日、ソーシャルメディア「Threads」に投稿し、「院長に次ぐ立場の庭長」「読字障害のある行政庭長」と特定する発言を行い、「恩を仇で返すな。指一本動かせば、お前を死に追いやる」といった脅迫的・侮辱的な言動をしたとされ、上司への重大な侮辱および脅迫行為として問題視されています。これらの発言は、機関の信頼を著しく損なうものでした。

さらに、陳姓法助は公務外の時間にバスに乗車中に運転手と口論になり、その際に自身の所属機関と職名を明示しました。この様子は乗客により録画され、Threadsに投稿されて拡散。ネット上では批判的なコメントが相次ぎました。その後、陳姓法助は「赤12番の運転手は狂人」という投稿を行い、一般市民を侮辱する言動を繰り返し、再び機関の評判を著しく傷つける結果となりました。

士林地院の考績暨甄審委員会は、陳姓法助の行為が公務員服務法に違反し、刑法上の疑いも持たれることから、職務に明らかに不適格と判断。解雇を決議し、翌日から効力を発揮させることを決定しました。院側は、今回の処分は違法行為に基づくものであり、陳姓法助が行った職場いじめの申し立てとは一切関係がないと強調しています。これは公務員の職務安全及び衛生防護に関する規定にも違反していないとしています。

一方、陳姓法助は5月22日6人の法官助理および法警長から職場いじめを受けたとして申し立てましたが、同年5月27日に撤回。これにより、防護委員会は審理を不受理と決定しました。その後、6月5日に他の法官助理および上司からのいじめについて新たに申し立てがあり、防護委員会は調査小組を設置して調査を進めています。

なお、陳姓法助の脅迫および個人情報保護法違反の疑いについては、すでに士林地方検察署に移送され、現在捜査中です。また、メディアが報じた「法官助理の業務増加に対し、等価な休暇や残業代が支払われていない」という内容については、事実に反するとして士林地院が否定しています。

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:人事