(中央社東京17日綜合外電報導)日本防衛省は、攻撃型無人機に対応する『迎撃無人機』の開発案を広く公募している。応募の締切は今月29日までで、7月中に試験用機体を選定し、テストを実施する予定。その後、8月末に量産契約を締結し、9月から納入を開始するというスケジュールだ。

日刊工業新聞は今週、防衛装備の開発には通常数年を要するが、これほど短期間での開発完了を目指すのは極めて異例だと報じた。ウクライナ戦争において無人機技術が急速に進化していることを踏まえ、従来の開発方式では時代に遅れをとると判断し、日本政府は短期開発を優先する方針に切り替えた。

日本防衛省(国防部に相当)が求める迎撃無人機の性能要件は、飛行高度が約5500メートル、速度が約460キロメートル。なお、試験用の無人機にはロケット弾などの兵器は搭載しない。

防衛装備庁によると、提案の対象は無人機分野の新興企業に限らず、東京証券交易所Prime市場(旧・東証一部)に上場する大手企業も含まれる。すでに海外で普及している『見證者』無人機(Shahed)を念頭に、企業の提案内容の水準に応じて量産の可否を判断するとしている。

日刊工業新聞は、日本国内の無人機製造は中国の大手メーカー『大疆創新科技有限公司(DJI)』とは異なり、小規模生産が中心でコストが高くなりがちだと指摘。一度に数十機を量産できれば、単価の低下が期待できるとしている。このため、防衛省は企業に対して性能案だけでなく、10機単位から最大50機までの数量別価格を提示するよう求め、評価に反映させる方針だ。

また、陸上自衛隊の基地と海上自衛隊の護衛艦で、実際にこの計画で採用される無人機のテストが行われ、その機能が検証される予定である。

先週、日本防衛大臣の小泉進次郎氏は、ソーシャルメディアX(旧Twitter)で『無人機を中心とする無人機器については、この時代、安価で大量生産できる能力が求められる』と投稿。こうした背景から、防衛省は『迎撃無人機早期取得プログラム』を立ち上げ、外部からの提案を募集している。(編譯:楊惟敬)1150617

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  • 出典:中央社 CNA
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