中央社報道
(中央社記者 蘇木春 台中17日電)当時台中律師公会理事長だった弁護士の呉中和氏が、先日台中地裁で傍聴中に林姓女性に平手打ちされた事件について、裁判所が本日再び開廷した。林女は出廷し、突然供述を翻して犯罪を否認したほか、法警と拉致する場面もあり、一時的に場が混乱した。この事件の判決は7月22日に予定されている。
台中地方裁判所は本日午前、審理を開いた。審判長が林女の意見を尋ねた際、彼女は突然感情的になり、犯罪を否認して供述を翻し、事件とは無関係な内容を話し始めたため、審判長が制止した。
呉中和氏が意見陳述をしている際、林女は『私に3000億円の賠償を求めるのか?』『あなたは狂っているのか?』などと発言し、立ち上がろうとした。その場にいた法警は直ちに警戒を強化し、録音録画装置で証拠を収集した。これに林女が不満を示したため、審判長は直ちに5分間の休廷を命じた。
しかし再開廷後も、林女は法警と拉致し、場面は一時的に制御不能となった。増援の法警が駆けつけ、彼女を囲んで制圧した。他の被害者の意見陳述の際も、林女は法廷内で騒ぎ続けた。最終的に弁論が終結し、審判長は判決を7月22日に予定すると告示した。
この事件の発端は、林姓女性とその親族間の民事紛争にある。彼女は弟の訴訟における代理人弁護士に不満を抱き、台中地裁の第一審審理中に、弟が委任した女性弁護士に対し、法廷で公然と罵倒し、平手打ちをしようとした。弁護士が避けたため、被害は免れた。
第一審が再開された際、弟が別の女性弁護士を委任したところ、林女はその弁護士を追いかけて殴ろうとし、髪を引っ張り、不明な液体をかけた。
控訴後、台湾高等法院台中支部の審理中に、弟が依頼した3人目の女性弁護士に対しても、林女は法廷で罵倒し、脅迫した。
このうち2人の被害弁護士が告訴を提起したため、台中地方検察署は刑法上の傷害罪、脅迫罪、公然侮辱罪などで林女を起訴した。
今年2月、台中地裁で開廷した際、呉中和氏と台中律師公会の秘書長である侯珮琪氏が傍聴に来ていた。林女はその場でスマホを取り出し、呉中和らを撮影し、殺害をほのめかす発言をした。
今年3月17日の開廷前、呉中和氏と複数の弁護士が傍聴のため到着した際、林女は法廷外で呉中和氏を平手打ちし、負傷させ、罵倒した。翌日には、ソーシャルメディアのフェイスブック(Facebook)上で、呉中和らを殺害すると宣言した。(編集:張雅淨)1150617
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