アメリカの宇宙探査技術企業SpaceXは、本日、主幹事証券が「グリーンシューオプション」を行使したことを発表しました。12日に上場し、調達額は約857億ドルにのぼり、当初の計画を上回る規模となりました。投資家は今日もSpaceXを積極的に買い進め、株価はほぼ20%上昇しました。上場から2日間の累計上昇率は40%を超えています。

SpaceXは米東部時間12日にナスダック証券取引所に上場し、世界的な投資家やメディアの注目を集めました。上場初日の終値は約20%高となりました。本日発表されたプレスリリースによると、総発行株式数は6億3888万株を超え、そのうち主幹事証券がIPOの過剰引き受け条項(グリーンシューオプション)を行使し、8333万株を追加発行しました。これにより、調達総額は約857億ドルとなりました。

この調達額は、当初の750億ドルという計画比で約14%高いものであり、史上最大規模のIPOとなりました。

世界中の投資家が、SpaceXの宇宙と人工知能に関する夢に注目しており、需要が高まった結果、主幹事証券が「グリーンシューオプション(Greenshoe)」条項を行使しました。新規上場企業の取引価格が公募価格を上回る場合、主幹事証券は契約に基づき、当初の計画よりも多くの株式を販売することが可能になります。通常、追加販売は元の調達計画の15%以内にとどまります。

SpaceXの創業者でありCEOのイーロン・マスク氏は、上場日にソーシャルメディアX上で、モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)の従業員が「グリーンシューズ」を履いている写真を投稿しました。この投稿は200万回以上閲覧され、話題となりました。

上場を果たしたSpaceXは、スターリンク(Starlink)の低軌道衛星ネットワークを大幅に拡大し、宇宙にAIデータベースを構築し、商用ロケットの飛行事業を加速させることを計画しています。財経チャンネルCNBCの集計によると、SpaceXの時価総額は2兆ドルを超え、前年の売上の112倍に達しています。

上場後2日目の取引では、株価は192.50ドルまで上昇し、19.60%の上昇となりました。上場初価格からの累計上昇率は42.59%です。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:資金調達
  • 関連組織:Morgan Stanley / CNBC
  • 製品・サービス:Starlink / 商用ロケット