中央社報道

(中央社記者 呂佳蓉 台北15日電)中国国民党の鄭麗文主席が「九二共識」と「一国二制」には何の関係もないとの発言をしたことを受け、台湾の大陸委員会(陸委会)は本日、2019年の「習五条」において「九二共識」「一国二制」「二制度台湾方案」が一体化されており、中華民国の生存空間は全くないと反論した。

国民党の鄭麗文主席は現地時間14日、ロサンゼルスの美西華人学会で「米中台の平和と繁栄の旅」と題する特別講演を行った。鄭氏はその中で、「九二共識」と「一国二制」には何の関係もないとの立場を強調した。

彼女はまた、「2019年に中国共産党総書記の習近平氏が行った演説は、民進党によって意図的に断片的に解釈され、単純化された」と述べた。そして、「九二共識」の本来の内容には「一国二制」は含まれておらず、民進党が意図的に中国が「九二共識」の意味を一方的に変更し、「一国二制」と結びつけたと主張しているが、これは事実ではないと指摘した。2019年に習近平氏がそのように発言したことはなく、「九二共識」がそのために不当な非難を受けてきたと語った。

これに対し、陸委会は「2019年の『習五条』では、『九二共識』を『海峡両岸は一つの中国に属し、国家統一を共に追求する』と定義し、『二制度台湾方案』の探求を提唱している。これは『九二共識』『一国二制』『二制度台湾方案』を一体化したものであり、中華民国の生存空間は全く存在しない」と説明した。

陸委会は最後に、「広く知られているように、中国の台湾政策は香港を模範とし、『二制度台湾方案』によって台湾を統治しようとしている。これは習近平氏が2019年に『台湾同胞への書簡40周年記念講話』で強調した重点でもある。鄭麗文氏は台湾の多くの人々が『一国二制』に反対していることを承知しながら、あえて焦点をぼかしているが、これは認めがたい姿勢である」と述べた。(編集:邱國強)1150615

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:ニュース