(中央社記者 潘姿羽 台北15日電)アメリカとイランが停戦枠組みで合意したと発表したことを受け、金融市場が大きく反応し、アジア株式市場も上昇しました。リスク資産への資金流入が進み、台湾株式市場は1227.95ポイント上昇しました。新台幣は対ドルで3日連続の上昇となり、本日の終値は31.564元で、5.4銭の上昇です。台北および元太外為市場の総取引高は17.62億ドルでした。

アメリカとイランが初期段階の合意に達し、ホルムズ海峡の再開が決まりました。この発表を受け、国際原油価格は下落し、リスク回避の動きが和らぎ、ドルインデックスは軟調に推移しました。一方、アジア株式市場は強含みで、日本や韓国の株価も上昇しました。台湾株式市場もこの流れを受けて高い水準で始まり、最終的に45396.99ポイントまで上昇し、1227.95ポイントの大幅高で取引を終えました。

新台幣の為替レートも上昇を続け、本日は31.55元で取引が始まりました。台湾株の上昇や外資の買い戻しを背景に、一時31.506元まで上昇し、10銭以上上昇しました。しかし午後に入ると、輸入企業によるドル買いが活発になり、また一部の外資が資金を海外に送金したため、上昇幅は縮小しました。終値は31.564元で、本日の安値となりました。

外為ディーラーによると、本日の株価と為替の動きは、米伊間の停戦合意というポジティブな材料を明確に反映しています。外資の台湾株買い戻しが為替相場を押し上げました。しかし今週は「スーパーセントラルバンクウィーク」となっており、FRBをはじめとする主要中央銀行の金融政策決定会合を控え、市場の様子見姿勢が強まっています。外為市場の取引高は20億ドルに届かず、先週の30億ドル超の規模と比べて明らかに低調です。これは、FRBの利上げ方針が固まるまで、外資の動きが慎重になっていることを示しています。

外為ディーラーはさらに、地政学的リスクの低下が金融市場に安心感をもたらしていると指摘しています。しかし、米国とイランの間の緊張はこれまで何度も一進一退を繰り返しており、危機が完全に解消されたわけではありません。また、米国のインフレが再燃していることもあり、今週のFRB会合がどのようなメッセージを発するかが、投資家のマインドを大きく左右するでしょう。本日のポジティブなニュースにより株価と為替が上昇しましたが、情勢がはっきりするまでは、短期的にはレンジ相場が続くと見られています。(編集:楊蘭軒)1150615

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  • 出典:中央社 CNA
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