中央社報道

(中央社記者 郝雪卿 台中15日電)世界不動産連合会が主催する「グローバル・エクセレンス・イン・コンストラクション・アワード」が先日オーストリアで授賞式を開催。台中市仁美四季藝術幼稚園は「持続可能なエコキャンパス」プロジェクトで、最優秀環境文化部門の銀賞を受賞し、台湾の学校設計が国際舞台で称賛された。

世界不動産連合会(FIABCI)が主催し、「世界の建築界のアカデミー賞」と称される本賞は、台北時間12日未明にオーストリア・ウィーンで授賞式が行われた。台湾代表の作品は世界的な競争を勝ち抜き、金賞4件、銀賞5件を獲得した。

その中で、台中市仁美四季藝術幼稚園は「四季藝術幼稚園—持続可能なエコキャンパス」というプロジェクトで、最優秀環境文化部門の銀賞を獲得。台湾の教育理念と校園デザインが国際的に評価された格好だ。

四季藝術児童教育機構の創設者である唐富美氏は、報道資料を通じて「四季藝術幼稚園は33年間、子どもたちの学びは教室の中だけでなく、日々接する環境そのものから生まれると信じてきた。『環境こそ、子どもたちの3人目の先生』である」と語った。

唐氏は、今年の受賞作品の多くが大型の公的施設であった中で、民間機関からの受賞はわずか2件にとどまり、四季藝術がその一つであったことに言及。「公的部門と肩を並べて国際舞台に立つことができたことは、台湾の教育現場におけるデザイン力が国際水準に達している証だ」と強調した。

仁美キャンパスは敷地面積1110坪で、緑被率は125%に達する。台湾原生種の植物110種、8500株以上を導入しており、原生植物の比率は7割を超える。景観設計は中台湾の浅山生態系を踏襲し、周辺5キロ圏の自然環境と連携することで、都市の中の「エコ・スティープルアイランド(生態跳島)」を形成。校園は都市の自然ネットワークの一部となっている。

現在、キャンパス内には野鳥や昆虫が頻繁に訪れ、子どもたちは魚の群れを観察したり、昆虫を記録したり、川の清掃探検に参加することで、生命の尊さを学び、環境への敬意を育んでいると唐氏は述べた。(編集:李淑華)1150615

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