アメリカの交通ネットワーク企業Uberの社長兼COOであるアンドリュー・マクドナルド氏は、日本の叫車サービス市場において、Uberが2024年4月に初めてGOなどの競合他社を上回り、市場シェア首位を獲得したと明らかにしました。
共同通信の報道によると、このシェアデータはクレジットカードの支払い記録を基に算出されたものです。マクドナルド氏は、今後5年間で20億ドル(約632億円)を日本市場に投資すると発表しました。この資金は、ドライバー数の増加、広告、プロモーション活動に充てられます。
マクドナルド氏はニューヨークでのインタビューで、訪日観光客の利用促進と、地元のタクシー会社との協力強化が、シェア拡大の要因だと説明しました。彼は「日本は極めて重要な市場であり、乗車サービスでもデリバリーでも、Uberは日本消費者にとって欠かせない存在になることを目指している」と述べました。
また、Uberはアプリの利便性向上を通じて、日本の高齢化社会における移動課題の解決にも貢献したいと強調しています。特に、公共交通機関が乏しい「交通空白地域」に対しては、「自家用自動車有償旅客運送サービス」の導入を地方自治体と連携して進めます。
国土交通省の定義では、「交通空白地域」とは、公共交通機関が不足している、または利用が極めて困難な地域を指します。このサービスは、既存のバスやタクシー業者が運行を困難とする地域で、地方の関係者が協議し、「道路運送法」に基づいて登録された市町村や非営利組織が主体となって運行する運送サービスです。
さらに、Uberは2025年下半期に、日産自動車と協力して、東京で自動運転タクシーの試験運行を開始する計画です。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:資金調達
- 関連組織:GO
- 製品・サービス:Uberアプリ / Uber Eats