(中央社記者 張祈 花蓮県11日電)花蓮地方検察署は花蓮県政府の学校給食入札を巡る汚職事件を捜査しており、花蓮県の顔新章副県知事が業者に便宜を図った疑いで検察の捜索を受けた。11日深夜に身柄を検察署に移され、取り調べを受けている。一方、代理秘書長の饒忠氏は参考人として事情聴取された後、同日深夜に帰宅した。

検察と調査当局は本日午前8時頃、顔氏の執務室、住居、および戸籍地を捜索し、顔氏と饒氏の2人を調査局へ連行し事情聴取を行った。

同日夜10時5分、饒氏は花蓮地方検察署へ移送され取り調べを受けたが、夜11時38分に帰宅が許可された。15時間以上の聴取を経て、顔氏は深夜11時45分に花蓮地方検察署へ移送され、さらなる取り調べを受けた。報道陣の問いかけには無言を貫いた。

検察と調査当局の調べによると、2023年に花蓮県政府教育処が実施した総予算2億7000万新台湾ドルの学校給食入札において、当初7社が入札したが、そのうち1社が資格不適合であったにもかかわらず、入札が無効となり再入札が行われた。その際、本来あるべき「5年間の優良実績」条項が削除され、元々資格のなかった業者が入札できるようになったという。

花蓮県政府教育処は、入札過程に手続き上の瑕疵があったため入札を取り消したのであり、業者への便宜供与は否定している。しかし、検察と調査当局は、事件が複雑な官民の癒着関係に関わり、県政府高官の関与も疑われるとして、さらに上層部への捜査を続けている。

花蓮地方検察署は、12日午前に事件の捜査状況について公式に説明するとしている。(編集:陳彥鈞)1150612

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  • 出典:中央社 CNA
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