(中央社 謝怡璇 台北11日電)水利署は11日、同日午前7時までの推計で、今回の降雨により全台のダムに約3.9億トンの水がもたらされたと発表した。曾文及び烏山頭ダムの貯水量は1億380万トンに増加し、貯水率は20%に達した。一部の降雨の表面流出はまだ完全にダム域に流入していないため、貯水量はさらに回復する余地があると見込まれている。
水利署は同日のニュースリリースで、4日からの梅雨前線と南西気流の影響で全台に顕著な降雨があり、11日午前7時までに、今回の降雨により全台の主要ダムに約3.9億トンの推定流入量があったと説明した。
水利署によると、南部の主要ダムの貯水量は顕著に回復した。曾文及び烏山頭ダムの貯水量は4日の5397万トン(貯水率10%)から1億380万トン(貯水率20%)に増加。南化ダムは1710万トンから3753万トンに増加し、貯水率は46%となった。
外部から注目されている阿公店ダムの貯水状況について、水利署は、阿公店ダムは全国で唯一、洪水期に空庫防淤操作を実施するダムであると説明した。運用要領の規定に基づき、毎年6月1日から9月10日は空庫防淤期間であり、水位を標高31メートル以下(貯水率約8%)に保つ必要がある。
水利署は、集水域での豪雨時には大量の泥砂が混入しやすく、空庫運転により高濁度の洪水や泥砂を直接海に排出し、貯水池容量や洪水防止機能への影響を防ぐことができるため、現在の貯水率の低さは正常な操作状態であり、供水異常や水不足ではないと説明した。
水利署は、現在は梅雨シーズンの後半に入っており、今回の降雨は各地のダム貯水状況を効果的に改善したが、今後も気候変動下での極端な降雨や台風経路の不確実性などの課題に直面するため、引き続き降雨機会を捉え、取水・貯水作業を強化し、各調整・節水措置を定期的に見直し、民生、産業、農業用水の安定供給を確保すると述べた。(編集:林家嫻)1150611
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:ニュース
- 製品・サービス:ダム管理