中央社報道

(中央社記者 蘇志畬 台北11日電)中華職業野球の味全龍チームは本日、朱育賢の再見安打を活かして4対3で中信兄弟を破り、自力での上半季優勝マジックナンバーをM7にまで縮めた。今季、度重なる劇的逆転勝利を演じてきた味全龍について、総監督の葉君璋氏は「これは勝つチームの基本的な配備だ」と語った。

本日の試合は台北・天母球場で行われ、味全龍は1回表に先制点を挙げた。しかし7回表、先発投手の蔣銲(ジョン・ガント)が四球、安打、死球で満塁のピンチを招き、その場で降板。続くリリーフ陣が崩れ、3点を失い逆転を許した。

しかし7回裏、味全龍も無死満塁の好機を迎える。ここで朱育賢が一塁手との接触で守備妨害と判定されアウトとなったが、打者は継続打撃を認められ、1点を返した。試合は最終回の9回裏に決着した。張祐嘉が内野安打で出塁し、郭天信が二塁打を放つと、朱育賢が外野へ打球を運び、郭天信が捕手のタッチをかいくぐって本塁を踏み、2点を挙げて試合終了の再見勝利を収めた。

今季、何度も逆転劇を演じてきたことについて、葉君璋監督はメディアの取材に対し、「勝つチームにはこういう粘り強さが備わっている。選手たちにはプレッシャーがあるが、今は十分に成熟している。『前の打者が食らいつけば、後ろにチャンスが来る』と信じている」と語った。

7回裏の守備妨害については、一塁走者の朱育賢が界外高飛球を追う一塁手・許基宏と接触。審判はルールを確認の上、朱育賢を妨害アウトと判定したが、打者である張政禹の打撃権は継続された。朱育賢は「守備側が優先されるルールだと確認しました。もしボールがフェアゾーンにあれば、二重殺しの判定もあったかもしれない。次回からは守備の邪魔をしないよう意識します」と話した。

それでも再見安打で勝利に貢献した朱育賢は、「先に塁に出たチームメートたちの働きが大きかった。投手にプレッシャーを与え、私の打席にチャンスをつなげてくれた。次の試合でもまず出塁を目指し、チームの攻撃の流れを作りたい」と語った。(編集:張雅淨)1150611

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