(東京9日総合外電)日本の栃木県宇都宮市で、クマの出没により市立の全小中学校が2日間連続で臨時休校となった。当局は数日間の追跡の末、本日午後、民家の敷地内でこのクマを捕獲した。一方、先日福島県で4人が負傷した事件のクマは、まだ「捕まっていない」。
日本放送協会(NHK)の報道によると、宇都宮市街地で今月6日午前、体長約1メートルのクマらしき動物の目撃情報が相次いだ。市と猟友会などが通報を受けて捜索を開始し、本日午後2時前に、民家の敷地内の草むらにクマが留まっているのを発見した。
市によると、午後2時30分過ぎに合計3発の麻酔銃を発射し、数発がクマに命中したとみられ、その後午後3時45分ごろにこのクマを捕獲した。現場はJR宇都宮駅から南に約2キロの住宅街だった。
宇都宮市街地で最近クマが目撃されて以来、負傷者は出ていない。
栃木県の地方紙「下野新聞」によると、市街地でクマが目撃され、出没場所が学校近くだったことから、宇都宮市教育委員会は昨日、本日と市立の全94小中学校の臨時休校を決定した。また、本日は県立高校も臨時休校となった。
一方、福島市で今月2日に4人がクマに襲われ負傷した事件から1週間が経過したが、クマはまだ発見されていない。近隣の小中学校は警戒を続けており、保護者が車で子供を送迎している。
4人を負傷させたクマは、以前ある事務所に留まっていたが、その後3日に警察が正面玄関から出ていくのを目撃して以来、まだ捕獲されていない。しかし、近隣ではクマの目撃情報が相次いでいる。
福島市によると、上記の事務所から半径約2キロの範囲で、今月4日から8日にかけて、クマまたはクマらしき動物の目撃情報が相次いだ。中でも、今月6日の通報では、市内の小学校近くの川沿いでクマが目撃され、目撃時間はいずれも午後6時から午前6時の間だった。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:事件