(中央社記者 楊堯茹 台北9日電)駐台北イスラエル経済文化弁事処のマヤ・ヤロン代表が間もなく離任する。外交部の呉志中・政務次長は本日、「睦誼外交奨章」を授与し、台湾はイスラエルとの友好関係を重視しており、互恵的なパートナーシップの継続的な拡大を期待していると述べた。ヤロン氏は、イスラエルが戦争に直面している間、台湾の友人たちが示してくれた配慮、激励、そして支援について語った。
呉氏は9日、林佳龍部長を代表してヤロン氏(Maya Yaron)に「睦誼外交奨章」を授与し、過去3年間の在任期間中における台湾とイスラエルの実質的な関係深化への貢献を称えた。また、昼食会を催してヤロン氏を歓待し、ハイテク産業、人工知能、経済貿易などの議題について幅広く意見交換を行った。
呉氏は挨拶で、ヤロン氏が2023年の国際地政学的挑戦が激化する中で着任し、台湾とイスラエル両国の相互理解の深化、および教育、文化、観光などの交流促進に大きく貢献したと述べた。台湾とイスラエルは民主主義、自由、強靭性、革新といった価値観を共有しており、両国は代表処相互設置からの30年間で36の協力協定および覚書を締結した。さらに、イスラエルの「イノベーション国家」と台湾のハイテクサプライチェーンという相互補完的な強みを活かし、半導体、AI、サイバーセキュリティといった重要分野で協力を展開している。
近年の国際的なルールに基づく秩序への挑戦に直面し、呉氏は、台湾が2023年10月7日のハマスによる攻撃事件後、直ちにイスラエルへの支持を表明し、あらゆるテロリズムに断固として反対したことを強調した。台湾はイスラエルとの友好関係を重視しており、将来双方が互恵的なパートナーシップを継続的に拡大し、世界の技術進歩と民主主義の強靭性に共に貢献していくことを期待している。
呉氏はまた、ヤロン氏の尽力と深い友情に心からの感謝を表明し、フィジーでの新たな任務の成功を祈った。
ヤロン氏は挨拶で、台湾での3年間の外交活動を振り返り、公式な交流、相互訪問、各種協力の成果に加え、個人的に最も大切にしているのは台湾の各界の人々と築いた深い友情であると述べた。そして、メッセージアプリでのやり取りを例に挙げ、イスラエルが戦争の挑戦に直面していた期間に台湾の友人たちが示してくれた配慮、激励、支援について分かち合い、文化、宗教交流、災害救助など多くの分野での貴重な協力を回想した。
ヤロン氏は、外交活動の成功は政府間の協力だけでなく、人々の間の真摯な信頼、理解、友情の上に成り立つものであると強調した。ヤロン氏は外交部、台湾とイスラエルの協力パートナー、そしてイスラエル駐台弁事処チームの長年の支援と労苦に感謝し、今後も台湾とイスラエルの友好関係を維持するために努力し続けると述べ、将来的により多くの台湾の友人がイスラエルを訪れ、両国民の友情を深めることを期待していると語った。(編集:林興盟)1150609
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- 出典:中央社 CNA
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