(中央社 呂晏慈 台北9日電)財政部は本日、最新の輸出入統計を発表した。人工知能(AI)の世界的な波と、グローバルサプライチェーンの分散化傾向により、5月のASEAN向け輸出は187.7億米ドルと過去最高を記録し、前年同月比90.8%増加した。これにより、ASEAN向け輸出が総輸出に占める割合は23.9%に達した。

財政部が発表した5月の海関輸出入貿易初步統計によると、5月の輸出は784.8億米ドル、輸入は605.7億米ドルで、それぞれ歴代単月で2番目と過去最高の記録となり、前年同月比の増加率は51.7%54.9%だった。

主要5市場のパフォーマンスについて、財政部統計処長の蔡美娜氏は、AIの世界的な波と、台湾がAIサプライチェーンにおいて中核的な地位を占めていることから、5月の主要市場への輸出は9ヶ月連続で上昇したと分析した。

5月のASEAN向け輸出は187.7億米ドルと過去最高を記録し、前年同月比90.8%増加した。電子部品、情報通信・映像機器、機械、電機製品の4つの貨物カテゴリーの輸出額が全て単月過去最高を記録した背景には、AIビジネスチャンスに加え、グローバルサプライチェーンの分散化傾向がある。その結果、5月のASEAN向け輸出が総輸出に占める割合は23.9%に達し、ASEAN向け貿易黒字は78.3億米ドルと、こちらも単月過去最高を更新した。

また、5月の中国・香港向け輸出は190.3億米ドルと過去最高を記録し、前年同月比35.4%増加した。蔡氏は、これは春節月を除けば過去5年間で最高の成績であり、中国・香港向け輸出の回復基盤が徐々に安定してきていることを示していると述べた。

5月の米国向け輸出は229.4億米ドル、欧州向け輸出は46.6億米ドルで、いずれも歴代単月で3番目の高さとなり、前年同月比の増加率はそれぞれ47.9%40.3%だった。日本向け輸出は30.9億米ドルで、同月として過去最高となり、前年同月比32.3%増加した。(編集:黄国倫)1150609

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