(中央社記者 王寶兒 台北8日電)2021年に始まった教科書デザイン賞の第3回公募が6月10日に開始され、10月に授賞式が予定されている。プロジェクト推進の成果を示すため、台湾デザイン研究院(TDRI)は先日フォーラムを開催し、過去の受賞作品を展示した。
教科書デザイン賞は教育部が指導し、台湾デザイン研究院が実施するもので、賞を通じて人材を発掘し、業界のデザイン重視を奨励するほか、2024年からは「教科書イノベーションデザイン補助計画」を推進し、デザインチームと教科書出版社の協力をマッチングさせ、教科書の表紙と内部ページを刷新している。
台湾デザイン研究院が本日発表したプレスリリースによると、教科書イノベーションデザイン補助計画の実施以来、累計で8社の出版社と20組のデザインチームが参加し、65冊の表紙と内部ページのデザイン刷新を完了。対象は小中学校から高校・職業訓練校までの11学年、14科目に及ぶ。昨年完了した第2回の成果は、115学年度から116学年度(2026-2027年)にかけて順次市場に投入される。
設研院は6日に「教育の新視野:教材転換実践フォーラム」を開催し、台湾大学電機学部の葉丙成教授とデザイナーの馮宇氏を招き、デザイン思考を導入して教育効果を高める方法を共有した。同時に成果展示エリアも設置され、第2回教科書イノベーションデザイン補助計画の成果も展示され、来場者にいち早く公開された。
例えば、翰林出版がデザインチームLAYR.と提携して刷新した「中学自然1年」の教科書は、台湾の絶滅危惧種であるヤイロチョウとシャチの写真作品を組み合わせ、「一陸一海」のダブルカバーで生徒の自然探求への興味を刺激する。また、幼獅文化と一步工作室が協力した「高校全民国防教育(乙版)」は、従来のリアルな写真中心の表現から脱却し、イラストと生活に密着した事例を組み合わせ、レイアウトと読書の動線を再構築した。
設研院によると、フォーラムと成果発表に続き、第3回教科書デザイン賞は10日に公募を開始する。賞には「表紙デザイン」「多様な教材イノベーション」「学習デザイン」のカテゴリーが含まれ、応募は8月10日午後5時に締め切られる。(編集:管中維)1150608
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