(中央社 楊思瑞 台南7日電)台南市生態保育学会は、クロツラヘラサギ保護シーズンの活動に合わせ、台南市長・黄偉哲氏の任期中に放鳥された傷病個体を探す取り組みを開始した。その結果、識別番号N44とN49の個体が、バードウォッチャーによって3年連続で台湾に飛来していることが確認され、優れた適応能力と生息地への忠誠心を示した。

台南市生態保育学会は本日(115年6月7日)、生態年度総会を開催し、黄偉哲市長の任期中に放鳥された傷病クロツラヘラサギを発見した嘉義のバードウォッチャー、鄭宗達氏に表彰状を授与した。また、理事長の邱仁武氏が任期中に推進した生態保護活動と、クロツラヘラサギ保護シーズンに合わせた一連のイベント開催を評価した。

邱仁武氏は、台南市生態保育学会と台南市政府がクロツラヘラサギ保護を推進し、近年、救護と放鳥の成果が徐々に現れていると述べた。学会は毎年、クロツラヘラサギ保護シーズンに、黄偉哲市長の任期中に放鳥された傷病個体を探す活動を展開しており、今回、放鳥個体のN44とN49が3年連続で台湾に飛来し、複数回にわたり同じ地域で確認された。

台南市政府農業局森林及自然保育科長の朱健明氏は、クロツラヘラサギN44は2022年12月28日に黄偉哲市長によって台南七股頂山のバードウォッチング展望台で放鳥され、N49は2023年1月19日に学甲湿地生態園区で放鳥されたと説明した。この2羽は放鳥後、無事に野生個体群に溶け込み、2023年2024年2025年3年連続でバードウォッチャーによって台湾に飛来していることが観察・記録された。

邱仁武氏は、クロツラヘラサギは国際的に注目される保護種であり、台南の学甲や七股などの湿地は重要な越冬生息地であると述べた。救護活動や生息地の維持など多様な対策を通じて、個体群全体の安定性が徐々に向上している。N44とN49が3年連続で安定して台湾に飛来していることは、放鳥戦略の成功を証明するだけでなく、人間による救援と自然の渡りがうまく連携していることを示している。(編集:陳仁華)

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:イベント