(中央社記者 趙麗妍 台中7日電)花蓮県秀林郷崇徳の海岸で3月、死亡したナガスクジラ1頭が発見された。定置網の近くを漂流しているところ発見されたが、体はすでに腐敗していた。専門家が骨格を国立自然科学博物館に送り、今後1:1スケールの標本製作、3Dモデリング及び複製を行い、収蔵と教育研究に提供する。
花蓮県秀林郷崇徳の海岸で3月4日午前、定置網漁業者が近海で作業中、大型のクジラ1頭が近くを漂流しているのを発見した。すでに死亡してから時間が経ち腐敗しており、漁業者の協力で崇徳の海岸まで曳航され、その場で解剖された。骨肉分離後、肉の部分は海に投棄され、骨格は梱包されて科博館に送られ、今後の研究及び科学・教育目的で利用される。
科博館の姚秋如副研究員が中央社の記者に語ったところによると、ナガスクジラは主に大洋に生息し、世界中の各大洋での分布が記録されている。商業捕鯨の対象とされた経緯があり、西太平洋の個体群は一時的に非常に少なくなった。海洋保育署の海洋動物救助網(MARN)のデータによると、台湾では年間約200頭のクジラやイルカが座礁するが、2005年から現在までにナガスクジラの記録は3頭のみである。
姚秋如氏は、台湾でのナガスクジラの座礁記録は3件あり、それぞれ2005年に桃園で座礁、2025年に亀山島で発見、そして今年の秀林郷崇徳海岸での座礁だと述べた。最初のナガスクジラは科博館が収蔵し、2番目は中華鯨豚協会が処理中で、3番目は交渉の末、科博館が標本製作を担当することになり、今後の教育と研究に役立てられる。
科博館によると、現在1:1模型標本の製作を準備中で、骨格標本は科博館の収蔵庫で永久収蔵されることを望んでいる。将来的には、生命科学ホールのリニューアル計画後に常設展として展示される予定だ。(編集:吳素柔)1150607
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- 出典:中央社 CNA
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