(中央社記者 黄巧雯 台北6日電)国立台湾海洋大学が送付した大学入学共通テスト利用選抜の成績通知書の一部が、誤って封をされ基隆郵便局に返送された。中華郵政によると、市民の書式が標準形式に準拠していなかったため、機械の読み取りに影響が出たという。手作業での確認も補助的に行っているが、すべてを識別するのは困難であり、プロセスを見直す方針だ。大部分は現在、配達を完了している。

台湾海洋大学は6月3日、公式サイトで、5月29日に書留郵便で115学年度大学入学共通テスト利用選抜の第2段階指定項目選考成績通知書を発送したが、一部の郵便物が配達失敗で返送されたことが判明したと発表。紙の成績通知書を受け取っていない受験生に対し、必ず出願システムで成績と合格状況を確認するよう呼びかけた。

市民から成績通知書の送付遅延が報告されたことについて、中華郵政の蔡文慶副総経理はメディアに対し、発送元が受取人と発送元の住所と氏名を封筒の中央に記載したと述べ、「主に海洋大学が発送元の位置を、受取人の位置に記載したことが原因だ」と説明した。

蔡氏は、中華郵政が普段から標準郵便の封筒書式を推奨していると指摘しつつも、この件で学校側を責めることはできないと強調した。

この事件が、先日稼働初期に郵便物の遅延が相次いだ桃園市亀山区の郵便物流パーク(A7)北部台湾郵便オペレーションセンターで発生したかどうかについて、蔡氏は「原則として手紙類はすべてA7パークに送られるが、この件はA7と直接の関係はない」と述べた。

蔡氏の説明によると、機械は標準形式に従って仕分けを行うため、市民の書式が標準形式に準拠していない場合、機械の読み取りに影響が出る。作業単位が手作業で確認を補助するものの、実際の作業上、完全に選び出すことは困難であり、同社はプロセスを再検討し、管理を強化するという。

蔡氏は、基隆郵便局に海洋大学と直接対話するよう依頼し、大学側も原則として理解を示していることを明らかにした。

海洋大学が5月29日に成績通知書を書留郵便で発送後、規定によれば郵便局は6月3日に配達するはずだった。この郵便物は約1773通と推定され、約400~500通が影響を受けた。

作業の不手際で受験生と保護者に迷惑をかけたことに対し、中華郵政は謝罪し、6月5日か受験生の志望校登録締切日であることを考慮し、全台湾の配達局に対し4日までに配達を完了するよう指示したと表明。遅延した一部の郵便物については、最速の方法で発送し、すべての便で継続的に配達すると同時に、海洋大学から提供された資料を通じて受験生一人ひとりに成績通知書の受領を確認した。5日午後までに、大部分が配達完了または郵便局での受け取りが通知され、連絡が取れない受取人は100件未満となっていた。(編集:張銘坤)1150606

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  • 出典:中央社 CNA
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