ドイツ台湾協会(DTG)が開催したオンライン座談会「台湾に焦点を当てる」において、欧州の専門家らは、中国が米国の対台政策の不確実性を利用し、台湾海峡の現状を変更しようとしていると分析した。ドイツの安全保障研究員リン・シャオシェン氏は、トランプ氏が対台武器売却を交渉のカードと見なす発言をしたことで、中国が台湾社会に「米国は信頼できない」という論調を広めやすくなっていると指摘。また、英国のシンクタンクの専門家アンドリュー・イェ氏は、北京が「アメとムチ」の戦略で、台湾の現政権が推進する国防強化路線を困難にさせようとしていると述べた。一方で、米議会では超党派で台湾支援が続いており、対台政策の底線は維持されているとの見方も示された。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:geopolitics