(中央社ヴィリニュス27日電)立陶宛で最近、重大なサイバーセキュリティ事件が発生し、国家登記センターの60万件以上の不動産登記データが不正アクセスを受けた。ルギニエネ首相は、政府はこのデータ流出事件で辞任することはないとし、今辞任することは「敵に最高の贈り物をすることになる」と強調した。立陶宛国営放送(LRT)によると、先頃、国家登記センターで深刻なデータ流出が発生し、野党が政府の対応の不備や公衆への通報の遅れを批判した。ルギニエネ氏は経済、国防、内務の各大臣と協議した後、メディアに対し、政府は責任を回避しないが、現在の重点は辞任ではなく問題の解決にあると述べた。報道によると、情報の公表が遅れたとの指摘に対し、ルギニエネ氏は4月初旬にはデータ盗難を把握していたが、事件が捜査段階にあるため法的に公表できなかったと説明した。関連手続きは検事総長室が主導しており、政府は検察の発表を待つ必要があったと強調した。立陶宛のメディアDelfiによると、ハッカーは内務省傘下の移民局のログインアカウントを利用して国家登記センターに侵入した。Delfiが移民局長に問い合わせたが、移民局はコメントを控えた。立陶宛刑事警察局長は、ハッカーが移民局のアカウントを利用して侵入したことを認めた。検察の初期調査によると、ハッカーは移民局関連のアカウントを使用して国外からシステムにアクセスした。流出したデータには不動産登記情報と個人識別番号が含まれている。検察は犯人がどのようにアクセス権を得たか、他のシステムが影響を受けていないかを調査中である。野党「祖国連合」の主席は、流出したデータには情報機関員、軍関係者、政治家、外交官、公務員、および個人や企業の機密情報が含まれている可能性があるとし、ロシアの情報活動の可能性があると示唆した。ルギニエネ首相は、自身と家族の個人情報も流出したことを明らかにし、「被害者の気持ちは痛いほどわかる。これは容認できない」と述べた。また、国会議長は個人情報は影響を受けていないと述べ、大統領はシステム技術の問題で自身のデータが流出したか確認できていない。

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:Cybersecurity
  • 関連組織:Centre of Registers