米国のトランプ大統領は27日、内閣会議でイランとの交渉について「順調に進んでいる。彼らは我々が要求したものを差し出し始めている」と述べた。しかし、制裁緩和については現時点で検討しておらず、軍事行動の可能性も排除していない。トランプ氏は、イランが要求に従えば良いが、従わなければピート・ヘグセス戦争大臣が「彼らを徹底的に解決するだろう」と警告した。また、ロシアや中国がイランの濃縮ウラン在庫を手に入れることについて、トランプ氏は「安心はしていない」と答えた。メディアから制裁緩和や原油輸出の許可について問われると、トランプ氏は「制裁緩和や資金提供については何も話していない。我々は彼らが自分たちのものだと主張する資金を管理している。彼らが適切に行動し、正しいことをした時に初めて資金を渡す」と述べた。さらに、ホルムズ海峡については「国際水域であり、誰もコントロールできない。すべての人に開放されるべきだ」と強調し、米国が監視を続ける意向を示した。マルコ・ルビオ国務長官も内閣会議で、トランプ大統領の優先事項は交渉による解決だとし、「今後数時間から数日のうちに、進展があるかどうかがわかるだろう」と述べた。ルビオ氏は、イランが核兵器を保有することは絶対に許されないという米国の立場を改めて強調した。2月28日に米国とイスラエルがイランに対して開戦して以来、イランは重要な航路であるホルムズ海峡を実質的に封鎖している。パキスタンの仲介により、4月8日に一時的な停戦が合意された。開戦前、世界の石油・天然ガスの5分の1がホルムズ海峡を経由して輸送されていた。
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- 出典:中央社 CNA
- 分類:Geopolitics