ロイター通信によると、12日のハンガリー議会選挙を前に、J・D・バンス(J.D. Vance)氏は2日間の訪問を開始し、ヴィクトル・オルバン(Viktor Orban)首相と会談するほか、両氏で選挙集会に共同出席する予定だ。
妻のウシャ・バンス(Usha Vance)氏とともに到着したバンス氏は、着陸後にハンガリー国営テレビのインタビューに応じ、「今回の訪問は、米国とハンガリーの関係が新たな黄金時代に入りつつあることを明確に示している」と指摘した。
同氏は、ハンガリーの指導部と移民、世界的な安全保障、経済、およびエネルギー協力などの議題について協議すると述べた。
ブルームバーグ(Bloomberg News)の報道によると、ハンガリーの石油・天然ガス会社MOLは、米国から50万トンの原油を調達することに合意する見通しで、金額は約5億ドルに上る。
ドナルド・トランプ米大統領は、アルゼンチンや日本など、理念を同じくする右派指導者の支援に注力しており、今回、米政府高官が直接訪問してオルバン氏を支持したことは、その一例といえる。
トランプ氏はすでにオルバン氏への支持を公言しており、彼を「真の強力な指導者」と称賛している。オルバン氏と彼の所属するフィデス・ハンガリー市民同盟(Fidesz-MPP)は、2010年の政権復帰以来、最も厳しい選挙戦に直面している。特定の傾向を持たない大半の世論調査では、彼らの支持率はペーテル・マジャル(Peter Magyar)氏率いる中道右派の野党「尊重と自由党(TISZA)」に後れを取っている。
彼は「これは我々の国だ。ハンガリーの歴史はワシントン、モスクワ、ブリュッセルで書かれるのではなく、ハンガリーの街角や広場で書かれるのだ」と記した。
ブルッキングス研究所(Brookings Institution)の客員研究員アスリ・アイディンタスバス(Asli Aydintasbas)氏は、「バンス氏の今回の訪問は通常の外交ではなく、オルバン氏がキャリアで最も困難な戦いに直面している際に、明確な支持を表明するものだ」と指摘している。
「トランプ政権にとって、オルバン氏は保守的な理念を共有する同盟国であるだけでなく、欧州に非自由主義的陣営を築き上げる上で重要な人物だ。もしオルバン氏が敗北すれば、この政治的潮流は挫折することになるだろう。」(翻訳:何宏儒)1150407
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- 出典:中央社 CNA
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