モバイルバッテリーのシェアリングサービス「CHARGESPOT™(チャージスポット)」を運営する株式会社INFORICH(本社:東京都渋谷区、代表取締役 Group CEO:秋山 広宣、以下「INFORICH」)は、全国のモバイルバッテリーを所有する方1,406名を対象に、独立行政法人製品評価技術基盤機構(以下「NITE」)監修のもと「夏に危険なモバイルバッテリーの扱い」に関するアンケート調査を実施いたしました。

気温の上昇とともに外出機会が増えるこれからの時期は、モバイルバッテリーの発火・故障などのトラブルリスクが高まります。こうした中、製品事故の調査・分析を行うNITEは「夏バテ(夏のバッテリー)にご用心」をテーマに、夏場のバッテリーの取り扱いに関する注意喚起を進めています。

本調査では、NITE監修による「夏に危険なモバイルバッテリーの扱い6選」を提示したうえで、生活者の実態を明らかにすべくアンケートを実施しました。普段何気なく行っている行動の中に、どれだけ危険な取扱いが潜んでいるのかを可視化しました。その結果、多くのユーザーが日常的に、発火や故障の原因となりうる「高温環境での放置」や「落下などの衝撃」、「水濡れ」といった危険な取り扱いを無意識に行ってしまっている実態が明らかになりました。

【調査結果サマリー】

▶ 【高温リスク】充電中に熱のこもりやすい環境や、夏の車内への放置など、40%強が何らかの高温リスクのある環境での経験があると回答。

▶ 【衝撃リスク】「地面への落下」を経験した人が約20%約7%は「膨張や傷がある状態のまま」使い続けていると回答。

▶ 【安全意識】約18%が、自分のバッテリーが「リコール対象品」か確認したことがない、またはわからないと回答。

【背景データ】NITEが警鐘を鳴らす"夏バテ(夏のバッテリー)"の実態

NITEが2025年6月26日に発表したプレスリリース「『夏バテ(夏のバッテリー)』にご用心」によると、リチウムイオン電池搭載製品の事故は年々増加しており、夏場にピークを迎えています。

2020〜2024年5年間で事故は1,860件発生し、そのうち約85%が火災事故

事故件数は気温上昇とともに増加し、8月にピーク(火災事故228件で最多)

モバイルバッテリーが製品別で最多(361件)、2024年2022年比で2倍以上に急増

出典:NITE「『夏バテ(夏のバッテリー)』にご用心」

https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2025fy/prs250626.html

こうした事故の実態を踏まえ、NITE監修のもと、夏場に特に注意すべきモバイルバッテリーの危険な扱いを6つのポイントに整理しました。

【NITE監修】夏に危険なモバイルバッテリーの扱い6選

カテゴリ

危険な扱い

リスク

1

高温

夏の車内・直射日光下に放置する

異常発熱による破裂・発火

2

高温

充電中に熱がこもる状態で使用する(ポケット・カバン内など)

放熱不良で内部温度が上昇し発火

3

衝撃

落下や圧迫など強い衝撃を与える(後ろポケット・カバン内での接触含む)

内部ショートによる発煙・発火

4

衝撃

膨張・変形・傷のあるバッテリーを使い続ける

内部の可燃性ガスに引火し発火

5

水濡れ

濡れた状態・水辺で使用する/水没後も使い続ける

内部腐食によるショート・発火

6

安全意識

リコール対象品か未確認のまま使用する

年間でリコール品事故が363件

そこでINFORICHは、全国のモバイルバッテリー所有する方1,406名に独自調査を実施。NITEが警告する危険行為の多くを、日常生活の中で無自覚に行っている実態が浮かび上がりました。

Q1.【高温リスク】モバイルバッテリーを「置いた(放置した)ことがある場所」や「使用したことがある状況」(複数回答n=1,406)

1

スマホを充電しながら、スマホと一緒にズボンのポケットやカバンに重ねて入れた(熱がこもる状態)

23.97%

337

2

夏の車内

(ダッシュボードの上、座席や足元、荷物置きなど)

19.27%

271

3

屋外(炎天下)で、カバンやポケットの中に入れたまま放置・充電した

9.25%

130

4

自宅やオフィスの窓際(直射日光が当たる場所)

9.17%

129

5

屋外の直射日光が当たる場所(公園のベンチ、テーブルの上など)

4.98%

70

6

熱いアスファルト、コンクリート、または砂浜の上

3.49%

49

※「いずれの場所・状況にも置いた(放置した)ことはない」を除く

これまでに経験した高温リスク(熱がこもる・直射日光など)について尋ねたところ、充電中や保管時に熱がこもってしまう状況が多く見られました。夏の車内への置き忘れや、直射日光の当たる場所での使用など、多くの方が適切な環境以外での取り扱いを経験していることが分かりました。モバイルバッテリーは充電・給電時に熱を発するため、通気性の悪い環境や密着させた状態での長時間の使用は避けることが重要です。これからの季節、車内や屋外の直射日光下など、高温になる場所での保管・放置には十分ご注意ください。

【NITEコメント】

モバイルバッテリーをはじめとするリチウムイオン電池搭載製品では、夏季に事故が増加する傾向が見られます。NITEに通知された事故情報では、6月から8月の事故件数の月平均は、12月から2月の月平均と比べて約2倍となっています。車内放置や直射日光下での使用・保管、充電中に熱のこもる状態で使用する行為は、電池内部の劣化を進行させ、内部短絡や熱暴走を引き起こす要因となります。特に夏場は通常時より事故発生条件に近づきやすいため、高温環境での使用・保管は避けることが重要です。

Q2.【衝撃・圧迫リスク】モバイルバッテリーの取り扱いで「やったことがあること」や「当てはまる状況」(複数回答n=1,406)

1

手元や机の上から、モバイルバッテリーを地面に落としてしまった(強い衝撃)

18.78%

264

2

カバンの中で、金属製の水筒やタンブラー、重い本などの近くに一緒に入れた(圧迫や硬いものとの接触)

11.38%

160

3

モバイルバッテリーをズボンの後ろポケットに入れた

(そのまま座る動作など)

9.46%

133

4

バッテリー本体が少し膨らんでいる、またはケースに傷や歪み・割れがあるが、そのまま使い続けた

6.90%

97

※「いずれの行動・状況も経験はない」を除く

衝撃や圧迫によるリスクでは、「手元や机の上から地面に落としてしまった(18.78%)」が最多となりました。次いで「カバンの中で、水筒や重い本などと一緒に入れた(圧迫・接触)(11.38%)」、「ズボンの後ろポケットに入れたまま座る(9.46%)」と続きます。

内部のセルが衝撃や圧迫によってダメージを受けると、ショートして発火する恐れがあります。さらに危険な状態として、「本体が少し膨らんでいる、またはケースに傷や割れがあるにもかかわらず、そのまま使い続けた」と回答した人も6.90%97人)存在し、劣化のサインを見逃している実態が浮き彫りになりました。

【NITEコメント】

リチウムイオン電池は、落下や圧迫などの強い衝撃によって内部構造が損傷すると、直後に異常が見られなくても、その後の使用中や充電中に内部短絡を起こし、発煙・発火に至る場合があります。特に、膨張や外装の傷、変形、割れなどの異常が見られる製品は、内部の電池セルが既に損傷している可能性があります。このような状態の製品を継続使用することは非常に危険であり、異常が確認された場合は直ちに使用を中止してください。

Q3. 【水濡れ・その他リスク】バッテリーの取り扱いに関して、経験したことがある、または当てはまるもの(複数回答 n=1,406)

1

自分が持っているモバイルバッテリーが「リコール対象品」かどうか、確認したことがない(またはわからない)

17.99%

253

2

運動中の汗や、雨で濡れた服のポケットにそのまま入れていた

6.90%

97

3

雨の日、屋外で濡れながら(または濡れた手で)使用した

6.69%

94

4

水に濡らしてしまった(または水没させた)が、乾いたのでそのまま使い続けた

5.83%

82

5

プールや海、川などの水辺の近くで使用した(水しぶきがかかる場所など)

5.33%

75

6

「リコール対象品」だと確認したが、そのまま使用している

0.92%

13

※「いずれの経験・状況も当てはまらない」を除く

リスクに関する設問では、「自分が持っているモバイルバッテリーが『リコール対象品』かどうか、確認したことがない(またはわからない)」という回答が17.99%と最多となりました。また、「運動中の汗や濡れた服のポケットに入れた(6.90%)」「雨の日に屋外で濡れながら使用した(6.69%)」など、水濡れによるショートにつながるおそれのある行動も一定数確認されました。

【NITEコメント】

モバイルバッテリーに関する事故では、リコール対象製品による発煙・発火事故も多数発生しています。リコール対象製品は、充電時に限らず、持ち運び中の衝撃などをきっかけに事故に至る可能性があります。公共交通機関や屋内施設などで発生した場合は周囲を巻き込むおそれもあります。また、水没や水濡れを経験した製品については、外見上は乾いているように見えても内部に水分が残留し、後日内部短絡を起こす場合があります。使用中の製品がリコール対象となっていないか定期的に確認するとともに、水没や著しい水濡れがあった製品は継続使用を避けることが重要です。

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本調査に関して

主要指標 — KEY FIGURES

1,406
全国のモバイルバッテリーを所有する方1,406名
1,860
2020〜2024年の5年間で事故は1,860件発生
85
そのうち約85%が火災事故
361
モバイルバッテリーが製品別で最多(361件)

本調査のアンケート項目は、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が収集しているリチウムイオン電池搭載製品の事故情報や事故調査の知見を踏まえ、同機構の監修のもと作成しました。また、アンケート結果については、NITEが専門家の立場から、安全な利用に向けた注意点や事故リスクについてコメントしています。なお、これらのコメントは消費者への安全啓発を目的としたものであり、特定のサービス、企業または製品を推奨するものではありません。

まとめ

今回の調査から、多くの方が無意識のうちにモバイルバッテリーに負荷のかかる使い方をしている実態が明らかになりました。特に「熱」と「衝撃」は、リチウムイオン電池の発火事故の大きな要因となります。古くなったバッテリーや、膨張などの異常が見られるバッテリーは直ちに使用を中止し、各自治体やメーカーの指示に従って適切に処分をお願いいたします。

「CHARGESPOT」の安全性

「CHARGESPOT」のモバイルバッテリーは、日本の電気用品安全法に基づくPSE適合基準を満たした国際基準を遵守した高品質な製品です。また、「CHARGESPOT」では、すべてのステーションおよびモバイルバッテリーをIoT技術により24時間365日リアルタイムで監視しており、異常を検知した際には迅速な回収・交換を行うことで、安全なサービス運営を実現しています。

さらに、サービス開始以来8年以上にわたり蓄積してきたレンタル利用データを活用し、安全管理ロジックの高度化と製品改善を継続的に実施してきました。膨大な利用実績から得られる知見をもとに、リスクの早期発見・未然防止を実現する独自の管理基盤を構築しています。

「CHARGESPOT」は、モバイルバッテリーを個人で所有・管理する際のリスク(劣化や発火など)を低減し、必要な時に安全なバッテリーを「借りる」という新たな利用スタイルを提供することで、誰もが安心して外出できる社会の実現を目指しています。

【調査概要】

調査名:モバイルバッテリーの保有状況に関するアンケート 調査期間:2026年6月10日〜6月12日 調査対象:モバイルバッテリー保有者(全国) 有効回答数:1,406名 調査方法:インターネット調査

「CHARGESPOT」のサービスについて

日本シェアNo.1のモバイルバッテリーのシェアリングサービス「CHARGESPOT」。レンタル方法は「CHARGESPOT」対応アプリでバッテリースタンドのQRをスキャンするだけの簡単操作。日本全国47都道府県に約6万台設置されており、グローバルでも香港、台湾、中国、タイ、シンガポール、マカオ、オーストラリア、イタリアとエリアを拡大中です。 ※台数は2026年3月時点

【ご利用方法】

・アプリ名称:CHARGESPOT チャージスポット

・ダウンロードはこちら:https://go.onelink.me/GQjX/cc9f2407

株式会社INFORICHについて

・所在地: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目52-2 青山オーバルビル10階

・代表者: 代表取締役社長 兼 執行役員 Group CEO 秋山 広宣(陳 日華)

・創業: 2015年9月

・企業サイト: https://inforich.net/

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査
  • 関連組織:CHARGESPOT™