65dB TOKYOが「2026年上半期SNSトレンド徹底解剖」レポートを発表 ― 言語の壁が崩壊したX、真似するだけの“消費”が終わったTikTok。50億投稿の解析から紐解く生活者インサイト
Key facts
- 65dB TOKYOが「2026年上半期SNSトレンド徹底解剖」レポートを発表 ― 言語の壁が崩壊したX、真似するだけの“消費”が終わったTikTok。50億投稿の解析から紐解く生活者インサイト
- 株式会社TBWA HAKUHODOのソーシャルリスニング専門チーム「65dB TOKYO」は、2026年上半期のSNS投稿50億件以上を分析したレポート「2026年上期SNSトレンド徹底解剖」を公開。AI自動翻訳による言語の壁の崩壊と、ユーザーが独自の編集を加える「編集型ミーム」へのシフトという2大トレンドを報告。Xでのグローバル交流活性化やTikTokでの創作体験志向の高まりを具体的な事例と共に解説し、企業マーケティングへの示唆を提供する。
- Source: PR Times
- Date: 2026年6月5日
Direct answer
株式会社TBWA HAKUHODOのソーシャルリスニング専門チーム「65dB TOKYO」は、2026年上半期のSNS投稿50億件以上を分析したレポート「2026年上期SNSトレンド徹底解剖」を公開。AI自動翻訳による言語の壁の崩壊と、ユーザーが独自の編集を加える「編集型ミーム」へのシフトという2大トレンドを報告。Xでのグローバル交流活性化やTikTokでの創作体験志向の高まりを具体的な事例と共に解説し、企業マーケティングへの示唆を提供する。
- Citation
- 65dB TOKYOが「2026年上半期SNSトレンド徹底解剖」レポートを発表 ― 言語の壁が崩壊したX、真似するだけの“消費”が終わったTikTok。50億投稿の解析から紐解く生活者インサイト (2026年6月5日), PR Times
- Source
- PR Times
- Date
- 2026年6月5日
株式会社TBWA HAKUHODOのソーシャルリスニング専門チーム「65dB TOKYO」は、2026年上半期のSNS投稿50億件以上を分析したレポート「2026年上期SNSトレンド徹底解剖」を公開。AI自動翻訳による言語の壁の崩壊と、ユーザーが独自の編集を加える「編集型ミーム」へのシフトという2大トレンドを報告。Xでのグローバル交流活性化やTikTokでの創作体験志向の高まりを具体的な事例と共に解説し、企業マーケティングへの示唆を提供する。
📋 記事の処理履歴
- 📰 発表: 2026年6月5日 20:15
- 🔍 収集: 2026年6月5日 11:41
- 🤖 AI分析完了: 2026年6月6日 16:15(収集から28時間34分後)
株式会社TBWA HAKUHODO(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:内田 渉)のソーシャルリスニング専門チーム「65dB TOKYO」は、2026年上半期のSNS上で発生した50億件以上の投稿データを分析し、生活者のコミュニケーション変容を構造的に読み解いたレポート「2026年上期SNSトレンド徹底解剖」を公開しました。
2026年上半期のSNSでは、AIの進化によって「言語の壁」が急速に崩壊した一方、ショート動画等のコンテンツにおいては、従来のテンプレートをなぞるだけの“消費型ミーム”から、ユーザー自身が独自の変数を加える“編集型ミーム”へと、生活者のオリジナリティ志向が大きくシフトしました。本レポートでは、この2大トレンドの背景にある生活者の心理(ユーザーインサイト)を徹底解剖します。
2026年上半期SNSの地殻変動 ―「何気ない日常」を特別なコンテンツへ昇華させる生活者たち
65dB TOKYOは、2026年1月から5月までのX(旧Twitter)、TikTok、Instagramの投稿を調査し、発話量とエンゲージメントの分析を行いました。分析から浮き彫りになったのは、「何気ない日常を、SNSの機能やフォーマットを駆使していかに楽しい日々に変えるか?」という生活者心理のステップアップです。特別な観光地やイベントへ行って“映え”を狙う従来の文化(Instagram型)や、ありのままを映し出す文化(BeReal型)から、AIによる言語の超克や、手元の動画への「編集要素の追加」によって、日常そのものを主体的に映えさせる時代へと突入しています。
トレンド①:【広がる世界交流】AI自動翻訳がもたらす“自国の言語のまま”の世界デビュー
2026年上期、XのアップデートによってAI(Grok)を活用した「投稿の自動翻訳機能」および「言語を超えたレコメンド機能」が本格始動しました。これにより、日本語で行った日常の何気ない投稿が自動で翻訳され、海外ユーザーのおすすめタイムラインにダイレクトに表示される環境が整いました。これまでは「言葉がなくても伝わる(ノンバーバル)」コンテンツが海外進出のセオリーでしたが、これからは「自国の言語のまま、意図せず世界へ広まる」というパラダイムシフトが起きています。
⚫︎「肉を見てくれ!」だけで繋がり3日間で50万件以上の反響を生んだアメリカBBQミーム
日本で海外のBBQのイラストが話題になったことをきっかけに、自動翻訳を通じてそれを検知した現地の米国ユーザーたちが「本物のBBQを見てくれ!」とばかりに実際の様子を日本人向けに発信して大バズを記録。X上で3日間に50万件以上のメンションを獲得し、アメリカ人のBBQ投稿は軒並み1万いいねを超えるバズにつながる大盛り上がりを見せました。肉のボリュームの違いに驚きつつも、焼き方にこだわる共通点を発見して楽しむなど、自国文化を届け、それをおもしろがる幸せのラリー(グローバル交流)が自発的に発生しています。
⚫︎「韓国のお姉さん教えて!」現地の一般ユーザーへ日本語でダイレクトに直接質問する文化
メディアやインフルエンサーを介さず、「アメリカ人に質問です」「韓国のお姉さんたちこんにちは」など、その国の人に向けて日本語で直接問いかける投稿が急増。「現地で本当に流行っているガチのコスメ」などを直接教えてもらうなど、情報の真偽を確かめやすく、最も「信頼できる情報源」として海外のユーザー同士が機能し始めています。
⚫︎英語も日本語も含まない投稿が日本で大バズ。国境を超えて広まる「猫のゲーム」
韓国のユーザーが韓国語で紹介した「猫をブラッシングするゲーム」の投稿が、自動翻訳と言語を超えたレコメンド機能によって日本へ拡散。ゲームの紹介投稿に24万以上のいいねがつく盛り上がりとなり、もともとの発信には英語や日本語が一切含まれていないにもかかわらず、日本国内でも大きな話題を呼びました。
自動翻訳の本格化は、トレンドが「海外で流行ってから日本に時差でやってくる」という従来のタイムラグを消失させ、「日本と海外で同時に流行る」環境を作り出しました。一方で、言葉の細かなニュアンスが意図せず海外へ拡散されることで、予期せぬ炎上に繋がるリスクも隣り合わせであるという、企業マーケティングにおける新たな視点も示唆されています。
トレンド②:【編集型ミーム】真似するだけの“消費”から、 “安全な自己表現”を叶える創作フォーマットへ
TikTokやInstagramなどのショート動画コンテンツでは、単に既存のテンプレートを真似して量産される「消費型ミーム」が限界を迎え、ユーザー自身が手を加える「編集型ミーム」へと関心が移っています。背景にあるのは、「個性を出したいが、スベりたくない(失敗したくない)」「流行りには乗りたいが、ただ乗っかるだけの量産型になるのは嫌だ」という生活者の“安全な自己表現”への欲求です。あらかじめ用意された枠組み(型)の安心感の中で、少しだけ自分らしさを差し込める仕組みが、ユーザーの参加度を爆発的に高めています。
⚫︎miniVlog(TikTok:約940万投稿/Instagram:約1,060万回投稿※)
数秒ずつの動画を組み合わせた短尺Vlog。動画に合わせた効果音のアレンジや、広角から寄りといった画角の工夫により、「音楽×効果音×画角×内容」の掛け合わせで無限のオリジナリティを演出する手法が好まれました。
⚫︎Setlog(日常を断片的に記録するソーシャルVlogアプリ)
1時間ごとに約2秒の動画を撮影すると自動で1本のミニVlogが完成するアプリ。複数人で撮影する際、あらかじめ「カラー縛り(特定の色のアイテムを探すカラーハンティング)」や「顔のパーツ縛り」といった『独自の撮影ルール』をユーザー自らが編集・設定することで、自分たちのコミュニティの連帯感を高め、何気ない日常を特別な思い出へと昇華させています。
⚫︎手書き歌詞フォーマット(『mosi mosi?』/ SASANE)
アーティスト・SASANEさんの楽曲『mosi mosi?』に合わせ、自分の手書き文字で歌詞やイラストを載せていく動画フォーマットが若年層の間で話題に(楽曲使用動画17.6万件以上)。平成初期のプリクラ落書き文化を彷彿とさせる、手書き文字で唯一無二の作品を作るアナログな創作体験が支持されています。
テンプレート通りに消費されるだけの時代は終わり、生活者は「型のある安心感」の中で自分だけの編集要素を楽しむ「創作体験(Co-Creation)」を求めていることが、今回の分析から浮き彫りとなりました。
2026年上期総括:これからのコミュニケーション・マーケティング
今回の2つの潮流(広がる世界交流・編集型ミーム)に共通しているのは、「日常の主役は生活者自身であり、SNSはその日常を拡張するツールである」という視点です。企業やブランドのSNSマーケティングにおいても、単に「拡散されやすいUGCの型」を一方的に提供する(消費させる)のでは不十分であり、生活者の創作意欲を引き出し、そのプロセスに寄り添うようなアプローチが求められることを示唆しています。
2026年上半期のSNSでは、AIの進化によって「言語の壁」が急速に崩壊した一方、ショート動画等のコンテンツにおいては、従来のテンプレートをなぞるだけの“消費型ミーム”から、ユーザー自身が独自の変数を加える“編集型ミーム”へと、生活者のオリジナリティ志向が大きくシフトしました。本レポートでは、この2大トレンドの背景にある生活者の心理(ユーザーインサイト)を徹底解剖します。
2026年上半期SNSの地殻変動 ―「何気ない日常」を特別なコンテンツへ昇華させる生活者たち
65dB TOKYOは、2026年1月から5月までのX(旧Twitter)、TikTok、Instagramの投稿を調査し、発話量とエンゲージメントの分析を行いました。分析から浮き彫りになったのは、「何気ない日常を、SNSの機能やフォーマットを駆使していかに楽しい日々に変えるか?」という生活者心理のステップアップです。特別な観光地やイベントへ行って“映え”を狙う従来の文化(Instagram型)や、ありのままを映し出す文化(BeReal型)から、AIによる言語の超克や、手元の動画への「編集要素の追加」によって、日常そのものを主体的に映えさせる時代へと突入しています。
トレンド①:【広がる世界交流】AI自動翻訳がもたらす“自国の言語のまま”の世界デビュー
2026年上期、XのアップデートによってAI(Grok)を活用した「投稿の自動翻訳機能」および「言語を超えたレコメンド機能」が本格始動しました。これにより、日本語で行った日常の何気ない投稿が自動で翻訳され、海外ユーザーのおすすめタイムラインにダイレクトに表示される環境が整いました。これまでは「言葉がなくても伝わる(ノンバーバル)」コンテンツが海外進出のセオリーでしたが、これからは「自国の言語のまま、意図せず世界へ広まる」というパラダイムシフトが起きています。
⚫︎「肉を見てくれ!」だけで繋がり3日間で50万件以上の反響を生んだアメリカBBQミーム
日本で海外のBBQのイラストが話題になったことをきっかけに、自動翻訳を通じてそれを検知した現地の米国ユーザーたちが「本物のBBQを見てくれ!」とばかりに実際の様子を日本人向けに発信して大バズを記録。X上で3日間に50万件以上のメンションを獲得し、アメリカ人のBBQ投稿は軒並み1万いいねを超えるバズにつながる大盛り上がりを見せました。肉のボリュームの違いに驚きつつも、焼き方にこだわる共通点を発見して楽しむなど、自国文化を届け、それをおもしろがる幸せのラリー(グローバル交流)が自発的に発生しています。
⚫︎「韓国のお姉さん教えて!」現地の一般ユーザーへ日本語でダイレクトに直接質問する文化
メディアやインフルエンサーを介さず、「アメリカ人に質問です」「韓国のお姉さんたちこんにちは」など、その国の人に向けて日本語で直接問いかける投稿が急増。「現地で本当に流行っているガチのコスメ」などを直接教えてもらうなど、情報の真偽を確かめやすく、最も「信頼できる情報源」として海外のユーザー同士が機能し始めています。
⚫︎英語も日本語も含まない投稿が日本で大バズ。国境を超えて広まる「猫のゲーム」
韓国のユーザーが韓国語で紹介した「猫をブラッシングするゲーム」の投稿が、自動翻訳と言語を超えたレコメンド機能によって日本へ拡散。ゲームの紹介投稿に24万以上のいいねがつく盛り上がりとなり、もともとの発信には英語や日本語が一切含まれていないにもかかわらず、日本国内でも大きな話題を呼びました。
自動翻訳の本格化は、トレンドが「海外で流行ってから日本に時差でやってくる」という従来のタイムラグを消失させ、「日本と海外で同時に流行る」環境を作り出しました。一方で、言葉の細かなニュアンスが意図せず海外へ拡散されることで、予期せぬ炎上に繋がるリスクも隣り合わせであるという、企業マーケティングにおける新たな視点も示唆されています。
トレンド②:【編集型ミーム】真似するだけの“消費”から、 “安全な自己表現”を叶える創作フォーマットへ
TikTokやInstagramなどのショート動画コンテンツでは、単に既存のテンプレートを真似して量産される「消費型ミーム」が限界を迎え、ユーザー自身が手を加える「編集型ミーム」へと関心が移っています。背景にあるのは、「個性を出したいが、スベりたくない(失敗したくない)」「流行りには乗りたいが、ただ乗っかるだけの量産型になるのは嫌だ」という生活者の“安全な自己表現”への欲求です。あらかじめ用意された枠組み(型)の安心感の中で、少しだけ自分らしさを差し込める仕組みが、ユーザーの参加度を爆発的に高めています。
⚫︎miniVlog(TikTok:約940万投稿/Instagram:約1,060万回投稿※)
数秒ずつの動画を組み合わせた短尺Vlog。動画に合わせた効果音のアレンジや、広角から寄りといった画角の工夫により、「音楽×効果音×画角×内容」の掛け合わせで無限のオリジナリティを演出する手法が好まれました。
⚫︎Setlog(日常を断片的に記録するソーシャルVlogアプリ)
1時間ごとに約2秒の動画を撮影すると自動で1本のミニVlogが完成するアプリ。複数人で撮影する際、あらかじめ「カラー縛り(特定の色のアイテムを探すカラーハンティング)」や「顔のパーツ縛り」といった『独自の撮影ルール』をユーザー自らが編集・設定することで、自分たちのコミュニティの連帯感を高め、何気ない日常を特別な思い出へと昇華させています。
⚫︎手書き歌詞フォーマット(『mosi mosi?』/ SASANE)
アーティスト・SASANEさんの楽曲『mosi mosi?』に合わせ、自分の手書き文字で歌詞やイラストを載せていく動画フォーマットが若年層の間で話題に(楽曲使用動画17.6万件以上)。平成初期のプリクラ落書き文化を彷彿とさせる、手書き文字で唯一無二の作品を作るアナログな創作体験が支持されています。
テンプレート通りに消費されるだけの時代は終わり、生活者は「型のある安心感」の中で自分だけの編集要素を楽しむ「創作体験(Co-Creation)」を求めていることが、今回の分析から浮き彫りとなりました。
2026年上期総括:これからのコミュニケーション・マーケティング
今回の2つの潮流(広がる世界交流・編集型ミーム)に共通しているのは、「日常の主役は生活者自身であり、SNSはその日常を拡張するツールである」という視点です。企業やブランドのSNSマーケティングにおいても、単に「拡散されやすいUGCの型」を一方的に提供する(消費させる)のでは不十分であり、生活者の創作意欲を引き出し、そのプロセスに寄り添うようなアプローチが求められることを示唆しています。
よくある質問
65dB TOKYOが公開したレポートの名称は?
「2026年上期SNSトレンド徹底解剖」です。
レポートの分析対象期間とデータ量は?
2026年1月から5月までのX、TikTok、Instagramの50億件以上の投稿データです。
2026年上半期のSNSにおける2大トレンドは?
AI自動翻訳による「言語の壁の崩壊」と、ユーザーが独自の編集を加える「編集型ミーム」へのシフトです。
XのAI自動翻訳機能によって具体的にどのような変化が起きたか?
日本語の投稿が自動翻訳され海外ユーザーに届くようになり、アメリカのBBQミームが3日間で50万件以上の反響を呼ぶなど、国境を越えた交流が活性化しました。
「編集型ミーム」の具体例として何が挙げられているか?
TikTokで約940万投稿、Instagramで約1,060万投稿された「miniVlog」や、アーティストSASANEの楽曲を使った「手書き歌詞フォーマット」などが挙げられています。