株式会社ハウスボートクラブが運営する海洋散骨サービス「ブルーオーシャンセレモニー」は、海洋散骨を希望する人の意思を生前に登録できる新サービスを開始した。
同社は2007年の創業以来、累計7,000件を超える海洋散骨を手掛けてきた。近年、顧客からの相談内容には変化が見られ、従来の「親のお墓をどうするか」「墓じまいをどう進めるか」といった相談から、「自分も海洋散骨にしたい」「子どもにお墓の管理負担を残したくない」など、自身の供養に関する相談が増加しているという。
同社が2026年1月に実施した調査によると、海洋散骨を検討する理由として最も多かったのは「子どもに負担を残したくない」(52%)であった。これに「費用面で合理的」(35%)、「自然に還りたい」(32%)、「管理の手間をかけたくない」(31%)が続いた。海洋散骨は、「自然に還る供養」から「家族への負担を減らす供養」へと意味合いが変化しつつある。
新サービスはこうした顧客の声を背景に開始された。海洋散骨を希望する人が生前に意思を登録しておくことで、家族や関係者が迷わずに手続きを進められるようにする。同社はこれを、供養の選択肢の提供から「家族が困らない仕組みの提供」へのアップデートと位置づけている。
一般社団法人日本海洋散骨協会によれば、2025年度の海洋散骨施行件数は6,690件に達し、前年から71.7%増加した。市場拡大の背景には「お墓を持たない供養」の浸透と「家族の負担を減らしたい」という価値観の広がりがあると同社は分析しており、今後も一人ひとりが納得できる供養の選択肢を提供する方針である。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:新製品
- 製品・サービス:ブルーオーシャンセレモニー / 生前登録サービス