テックドクター、慶應義塾大学主導の関節リウマチ患者ウェアラブルデータ研究成果を国際学会で発表

Key facts

  • テックドクター、慶應義塾大学主導の関節リウマチ患者ウェアラブルデータ研究成果を国際学会で発表
  • 株式会社テックドクターは、慶應義塾大学医学部が主導する関節リウマチ患者を対象としたウェアラブル研究の成果を、2026年6月に開催された欧州リウマチ学会(EULAR)および国際臨床免疫学会(FOCIS)で発表しました。本研究では、Fitbitを用いて取得した身体活動や睡眠、心拍変動(HRV)データが、患者のQOLや倦怠感といった主観的報告と強く関連すること、さらに機械学習によりこれらの状態を高精度で推定可能であることを示し、デジタルバイオマーカーとしての活用可能性を提示しました。
  • Source: PR Times
  • Date: 2026年6月18日

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株式会社テックドクターは、慶應義塾大学医学部が主導する関節リウマチ患者を対象としたウェアラブル研究の成果を、2026年6月に開催された欧州リウマチ学会(EULAR)および国際臨床免疫学会(FOCIS)で発表しました。本研究では、Fitbitを用いて取得した身体活動や睡眠、心拍変動(HRV)データが、患者のQOLや倦怠感といった主観的報告と強く関連すること、さらに機械学習によりこれらの状態を高精度で推定可能であることを示し、デジタルバイオマーカーとしての活用可能性を提示しました。

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テックドクター、慶應義塾大学主導の関節リウマチ患者ウェアラブルデータ研究成果を国際学会で発表 (2026年6月18日), PR Times
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PR Times
Date
2026年6月18日
株式会社テックドクターは、慶應義塾大学医学部が主導する関節リウマチ患者を対象としたウェアラブル研究の成果を、2026年6月に開催された欧州リウマチ学会(EULAR)および国際臨床免疫学会(FOCIS)で発表しました。本研究では、Fitbitを用いて取得した身体活動や睡眠、心拍変動(HRV)データが、患者のQOLや倦怠感といった主観的報告と強く関連すること、さらに機械学習によりこれらの状態を高精度で推定可能であることを示し、デジタルバイオマーカーとしての活用可能性を提示しました。
調査NQ 82/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年6月18日 18:00
  • 🔍 収集: 2026年6月18日 09:18
  • 🤖 AI分析完了: 2026年6月18日 18:10(収集から8時間52分後)
株式会社テックドクターは、研究開発分担機関として参画した慶應義塾大学医学部内科学教室(リウマチ・膠原病)主導の関節リウマチ患者を対象としたウェアラブルデバイス研究の成果について、2026年6月に開催された2つの国際学会にて研究成果を発表いたしました。

本研究では、ウェアラブルデバイスのGoogle Fitbitを用いて取得した身体活動・睡眠・心拍変動(HRV)などのデータと、患者報告アウトカム(PRO)との関連性を解析しました。さらに、機械学習を活用することで、患者の主観的なQOLや倦怠感を客観的に推定可能であることを示しました。

欧州リウマチ学会「EULAR 2026 Congress」ではQOL指標である「EQ-5D」とウェアラブルデータとの関連性を、国際臨床免疫学会「FOCIS 2026 Annual Meeting」では倦怠感評価指標である「FACIT-F」および「BFI」とウェアラブルデータとの関連性を発表しました。

なお本研究は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の支援を受けて実施されました。

■背景と研究概要

関節リウマチ患者では、関節症状だけでなく、倦怠感、不眠、抑うつなどが日常生活へ影響を与えることが知られています。これらは患者の生活の質(QOL)に直結する重要な症状であり、近年では患者報告アウトカム(PRO)を活用した評価の重要性が高まっています。

一方で、質問票ベースのPRO評価は、患者自身の記憶や回答タイミングに依存するため、日々変動する症状をリアルタイムかつ客観的に把握することが難しいという課題があります。

本研究では、関節リウマチ患者107名を対象に、リストバンド型ウェアラブルデバイス「Fitbit Sense2」を用いて日常生活下のデータを継続取得しました。取得したウェアラブル由来データと、QOL指標「EQ-5D-5L」、および倦怠感の評価指標「FACIT-F」、「BFI」との関連性を解析するとともに、機械学習を活用して患者の主観的状態を客観的データから推定可能か検証しました。また、モデル解釈性を高めるためSHAP解析も実施しました。

■主な研究成果

1. ウェアラブル由来データとQOL指標(EQ-5D)との関連性を確認
解析の結果、EQ-5D効用値は、日中HRV、睡眠時HRVなどと相関を示しました。さらに、ウェアラブルデータを用いてQOL状態を分類する機械学習モデルは、高い識別性能(AUC-ROC 0.75〜0.89)を示しました。SHAP解析では、日中HRVおよび睡眠時間が主要な予測因子として抽出されました。

2. ウェアラブル由来データと倦怠感指標(FACIT-F/BFI)との関連性を確認
解析の結果、FACIT-Fスコアは安静時心拍数および夜間HRVと、BFIスコアは日中HRVおよび夜間HRVと相関を示しました。重度倦怠感群を分類する機械学習モデルは、FACIT-FモデルでROC-AUC 0.88、BFIモデルでROC-AUC 0.82という良好な性能を示しました。

これらの結果から、ウェアラブル由来データが、関節リウマチ患者におけるQOLや倦怠感などの主観的症状を客観的かつ継続的に捉える指標となる可能性が示されました。

■社会的意義と今後の展望

本研究成果は、ウェアラブルデバイスによって取得される日常生活下の生体データが、関節リウマチ患者のQOLや倦怠感を客観的かつ継続的に把握するためのデジタルバイオマーカーとして活用できる可能性を示すものです。従来の質問票評価のみでは把握が難しかった日々の状態変化を、リアルタイムかつ低負荷に把握できるようになることで、患者モニタリングや疾患管理、治療効果評価への応用が期待されます。

テックドクターは今後も、ウェアラブルデータとAI・機械学習を活用したデジタルバイオマーカー研究を推進し、医療現場におけるデータ活用の高度化と、患者中心の医療実現に取り組んでまいります。

よくある質問

この研究の主な目的は何ですか?

関節リウマチ患者が抱える倦怠感やQOL低下といった主観的な症状を、ウェアラブルデバイスから得られる客観的な生体データを用いてリアルタイムに把握し、デジタルバイオマーカーとして確立することです。

研究で使用された具体的なデバイスは何ですか?

研究では、107名の関節リウマチ患者にリストバンド型ウェアラブルデバイス「Fitbit Sense2」を装着してもらい、日常生活下のデータを継続的に取得しました。

研究から得られた主な成果は何ですか?

ウェアラブルデータ(特に心拍変動HRVや睡眠時間)がQOL指標(EQ-5D)や倦怠感指標(FACIT-F, BFI)と強く相関することを確認しました。また、これらのデータを用いて患者の状態を分類する機械学習モデルは、AUC-ROC 0.75〜0.89という高い精度を示しました。

この研究成果はどの学会で発表されましたか?

2026年6月に英国ロンドンで開催された欧州リウマチ学会「EULAR 2026 Congress」と、国際臨床免疫学会「FOCIS 2026 Annual Meeting」の2つの国際学会で発表されました。

この研究の社会的意義と今後の展望は何ですか?

ウェアラブルデータが患者の主観的症状を客観的に捉える指標となり、リアルタイムかつ低負荷な患者モニタリングや治療効果評価への応用が期待されます。これにより、患者中心の医療実現がさらに進む可能性があります。