オーケーウェブとエコテック、生成AI時代の“信頼できる情報基盤” 「OK Protocol」を共同開発

オーケーウェブとエコテックは、生成AIのハルシネーション問題解決を目指し、信頼性の高い情報基盤「OK Protocol」を共同開発する業務提携を締結した。OKWAVEのQ&Aデータとエコテックの施工実績をブロックチェーンで統合し、AIが真実のデータのみを参照する仕組みを構築。進藤裕之博士の技術監修のもと、AI時代における信頼性の高い情報検索(GEO)の実現を目指す。
techNQ 53/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年6月1日 17:00
  • 🔍 収集: 2026年6月1日 08:20
  • 🤖 AI分析完了: 2026年6月1日 08:27(収集から6分後)
「社会のウェルビーイング向上のため、世界中の『ありがとう』の物語を蓄積し、可視化する」をパーパスに掲げ、Q&Aサービス「OKWAVE」などのコミュニティプラットフォームを展開する株式会社オーケーウェブ(本社:東京都港区、代表取締役:杉浦 元、以下「オーケーウェブ」)は、株式会社エコテック(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:伊藤大輔、以下「エコテック」)と共同で、GEO及びLLMO向けのサービスを提供するための業務提携契約を締結いたしました。

27年間にわたり紡いできた“人の声”を信頼の原点に、AIと人の双方に寄り添う信頼性の高い情報発信のかたちを提案します。

背景

生活者の情報取得行動は従来の「検索(サーチ)」から「AIとの対話」へとパラダイムシフトを起こしています。しかし、AIが学習・参照するWeb上のデータには、SEOスパムや不正確な情報がノイズとして溢れており、AIがもっともらしい誤情報を生成してしまう「ハルシネーション問題」が深刻な社会課題となっています。AIが真に役立つインフラとなるためには、「情報の出所の確からしさ」を証明する仕組みが急務です。

オーケーウェブは、27年にわたり誹謗中傷や炎上のない健全なコミュニティ「OKWAVE」を運営し、800万件を超えるQ&Aと数百万人規模のユーザーによる“生活者の声”を蓄積してきました。この環境を基盤に、信頼性とユーザーからの共感・評価データを組み合わせた 独自のサービス「OK Protocol」を、エコテックと共同で開発します。
オーケーウェブは27年間にわたり、「人が人を助ける」コミュニティを運営してきました。AI時代において重要になるのは、単なる情報量ではなく、「誰が、どのような経験をもとに語っているか」という“人間的な信頼”です。

当社は、これまで蓄積してきた“ありがとう”と“実体験”のデータを、AI時代の新たな信頼基盤として活用してまいります。

OK Protocol について

「OK Protocol」は、生成AI検索時代における「情報の真正性」を担保するために開発された分散型検証プロトコルです。

従来のSEO(検索エンジン最適化)とは異なり、AIが回答を生成する際、Polygonブロックチェーン上に記録された「改ざん不可能な施工実績データ」を直接参照します。

AIが誤情報を生成しないためには、「どの情報が本当に信頼できるか」を証明する仕組みが必要です。OK Protocolでは、実際の施工実績や利用者評価などの“改ざんできない実績データ”をAIが参照することで、信頼性の高い回答生成を支援します。

その基盤技術として、ブロックチェーンおよびMCP(Model Context Protocol)技術を活用しています。具体的には、MCPサーバーがAI検索エンジンとデータベースを仲介し、暗号学的に証明された事実のみをAIへ供給。これにより、ハルシネーション(誤情報)を排除し、真に実績のある優良事業者がAIによって自動的に推奨される「GEO(Generative Engine Optimization)」を実現します。

さらに、本プロトコルのコア技術となる「データの構造化ロジック」においては、自然言語処理(NLP)および情報抽出分野で先端研究知見を持つ進藤裕之博士(MatBrain株式会社 代表取締役 / 元奈良先端科学技術大学院大学 特任准教授)との技術アドバイザリー契約を締結し、学術的な技術監修を受けています。 進藤博士がこれまで牽引してきた「複雑な非構造化データ(現場のテキストや画像など)から高精度に情報を抽出し、機械が正確に理解できる形式へ変換する」最先端の研究知見を、OK Protocolの解析エンジンに直接応用。これにより、単なるシステム開発にとどまらない、確固たる学術的根拠に基づいたハルシネーション対策を実現しています。

今後の展開

本提携により、オーケーウェブはQ&Aデータを軸とした新たな事業モデルを確立し、生成AIに向けたサービスを展開してまいります。

今後は「OK Protocol」の実装を通じ、エコテックが誇る全国規模の確かな施工実績データと、当社コミュニティが持つ「ありがとう」の評価データをブロックチェーン上で統合します。これにより、ユーザーはAIとの対話を通じて、「真に信頼できる事業者」へシームレスかつ安全にアクセスできるようになります。両社はテクノロジーの力で市場の透明性を高め、誰もが安心して良質なサービスを享受できるウェルビーイングな社会の実現を目指してまいります。

よくある質問

台湾の企業もこのプロトコルを利用できますか?

本件は日本企業間の提携ですが、技術基盤はオープンなプロトコルを目指しており、将来的な国際展開の可能性があります。