アサヒテクノリサーチ、電池部材の“構造変化”を可視化する in situ充放電試験を強化
アサヒテクノリサーチは、電池部材の構造変化を可視化する「in situ充放電試験」の提供を本格化しました。
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- 📰 発表: 2026年5月29日 13:00
- 🔍 収集: 2026年6月1日 03:12(発表から62時間12分後)
- 🤖 AI分析完了: 2026年6月1日 19:34(収集から16時間21分後)
【2026年5月29日】「常に新しい技術・知識を求め、真心を持ってお客様に接し、決して立ち止まらずに進み続ける。」を企業理念に、環境調査や品質保証における分析・実験のエキスパート集団である株式会社アサヒテクノリサーチ(代表取締役社長:伴丈 修、本社:広島県大竹市)は、電池材料評価に特化した「FE-SEM/EDS-Raman結合システム」による受託分析体制を強化し、電池部材の“構造変化”を可視化する「in situ充放電試験」の提供を2026年5月29日(金)より本格化しました。近年、EV向けの次世代電池や新素材開発において、ミクロレベルでの材料構造と化学状態の変化を正確に把握するニーズが急増しています。しかし、従来の分析手法では形態観察(SEM)と化学状態分析(Raman)を別々の装置で行うため、同一視野での相関関係を正確に評価することが困難でした。当社はこの課題に対し、国内の受託分析会社でも保有数が非常に少ない「FE-SEM/EDS-Raman結合システム」を駆使し、電池材料評価をワンストップで提供します。さらに、SEMでの充放電サイクル試験をして実際の使用環境に近い状態で構造変化をリアルタイム評価できる「in situ 充放電観察」への対応を本格化し、大手自動車メーカーや電池メーカー等の次世代素材開発を強力に支援します。「FE-SEM/EDS-Raman受託分析」3つの特長。●国内でも極めて希少な「in situ充放電観察」によるリアルタイム評価。走査電子顕微鏡(SEM)の真空チャンバー内において、大気非曝露の環境を保ったまま、充放電中における電極や材料の変化をリアルタイムで観察・解析(in situ測定)することが可能です。実使用環境下における電池材料の劣化や界面挙動をナノレベルで評価できるこの取り組みは、国内でも非常に希少性が高く、すでに超大手メーカーの研究機関や設計部門などから「他社では取得が難しいデータが取得できる」として高い関心と引き合いをいただいております。●「形態」「元素」「化学構造」を同一視野でシームレスに同時解析。日本電子株式会社製「FE-SEM/JSM-IT810」とOxford Instruments社製「RISEラマン分析」を組み合わせた画期的なシステムを導入しています。同一視野において、高空間分解能SEM像(形態)、EDS分析(元素)、Raman分析(化合物形態・結晶性・応力等)を同時に取得。活物質や、エネルギーに弱く変質しやすいバインダーの分布、劣化因子の局在化を明確にし、相互補完した統合的な材料解析をワンストップで実現します。●高信頼性データの担保。グローブボックスとクロスセクションポリッシャーを用い、大気に一切触れさせない「非曝露環境」での試料加工に対応しています。さらに冷却加工(クライオ加工)を組み合わせることで、空気・水分・酸素・湿度に敏感な極板材料へのダメージを最小限に抑え、素材本来の状態を保ったままの高精度な前処理を可能にしています。今後の展望(医薬品やナノプラスチックなどの新領域へも展開)。これまで電池材料の評価を中心に高度な分析技術を培ってまいりましたが、現在はその知見を活かし、素材メーカー各社より関心の高い「ナノプラスチック」の評価をはじめ、医薬品分野における材料評価や、MOF(多孔性配位高分子)などの先端材料分野への応用検討も進めております。当社はこれからも、最先端の分析技術を通じて、日本のものづくりと技術革新に貢献してまいります。
よくある質問
アサヒテクノリサーチが提供を開始した新サービスは?
電池部材の構造変化を可視化する「in situ充放電試験」です。
「in situ充放電試験」のメリットは?
充放電中の電極や材料の変化を、大気に曝露させずにリアルタイムでナノレベル評価できる点です。
どのような分析システムを使用しているか?
国内でも希少な「FE-SEM/EDS-Raman結合システム」を使用し、形態・元素・化学構造を同一視野で同時解析します。
主なターゲット顧客は?
EV向け次世代電池や新素材を開発する大手自動車メーカーや電池メーカーです。
今後の展開予定は?
電池材料評価の知見を活かし、ナノプラスチック評価や医薬品分野、先端材料分野への応用を検討しています。