若者の献血離れに“デザイン”で挑む

兵庫県赤十字血液センターと神戸電子専門学校は、若年層の献血離れを解消するため産学連携プロジェクトを実施。学生が企画した「お守り風キーホルダー」や「けんけつちゃんスタンプ」などの啓発グッズを県内6箇所の献血ルームに導入し、若者の献血への関心を高める取り組みを行いました。
localNQ 48/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年5月29日 09:20
  • 🔍 収集: 2026年6月1日 02:21(発表から65時間1分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年6月1日 02:22(収集から0分後)
兵庫県赤十字血液センターと神戸電子専門学校 インダストリアルデザイン学科は、若い世代へ向けた献血啓発を目的とした産学連携プロジェクトを実施し、学生が企画・制作した啓発グッズの一部を、兵庫県内6箇所の献血ルームへ導入しました。本プロジェクトは、少子高齢化に伴い、将来の輸血医療を支える若年層の献血協力が重要性を増している社会背景を受け、2025年秋よりスタートしました。学生たちは、兵庫県赤十字血液センターでの献血セミナーや施設見学を通じて、血液製剤が長期間保存できないことや、全国で1日平均約14,000人の献血協力が必要である現状について学習。その上で、「若者が献血を自分ごととして捉えるには何が必要か」をテーマに、企画立案から試作品制作までを行いました。2026年1月には、学生全員による1人1分間のプレゼンテーション大会を開催。日常生活の中で自然に献血を意識できるアイデアや、待ち時間そのものを体験価値へ変える提案など、若い感性ならではの多彩な企画が発表されました。提案の中には、献血ルームで制作体験ができる「献血シャカシャカキーホルダー」、子ども向け啓発を目的とした「ペーパー献血バス」、スマートフォンの充電ケーブルに取り付ける「献血バッグ型ケーブルホルダー」などが含まれています。様々な学生作品の中から、実際に社会実装されたのが「お守り風キーホルダー」と「けんけつちゃんスタンプ」です。「お守り風キーホルダー」は、3Dプリンターを用いて制作されたアイテムで、「献血感謝」などのメッセージを込めたデザインが特徴です。2026年1月の献血カード廃止・アプリ完全移行に着目し、スマートフォンをかざすことで献血アプリが起動する仕様を採用。次回献血への自然なリマインドを促します。一方、「けんけつちゃんスタンプ」は、献血マスコット「けんけつちゃん」を兵庫県の地域文化と掛け合わせたご当地デザインとして展開。丹波くり、淡路たまねぎ、但馬牛などをモチーフにした限定スタンプを通じ、デジタル時代だからこそ感じられる“アナログの楽しさ”を献血ルーム内で体験できる企画となっています。また、学生たちが制作した全作品は、兵庫県内の献血ルームにて巡回展示を実施。2026年4月には三宮ミント神戸15献血ルームで展示され、多くの来場者の関心を集めました。本取り組みを通じ、神戸電子専門学校では、デザインを単なる造形表現に留めるのではなく、社会課題解決へ接続する実践教育として位置づけています。今後も兵庫県赤十字血液センターと連携し、若い世代が献血を身近に感じるきっかけづくりを継続します。

よくある質問

兵庫県で献血を促進する取り組みは?

赤十字と専門学校が連携し、若者向けの啓発グッズを開発・導入しています。