【岡山大学】ハイパーサーミアの抗腫瘍効果を大幅に向上〜新規ハイパーサーミア増感剤の開発に成功〜

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  • 【岡山大学】ハイパーサーミアの抗腫瘍効果を大幅に向上〜新規ハイパーサーミア増感剤の開発に成功〜
  • 岡山大学の研究グループが、がんの温熱療法(ハイパーサーミア)の治療効果を大幅に向上させる新しい化合物の開発に成功した。この化合物は、熱ストレスによって細胞核内に形成される「SAFB顆粒」の生成を抑制する。動物実験では、この化合物をハイパーサーミアと併用することで、抗腫瘍効果が著しく増強されることが確認された。この成果は、副作用が少なく効果的な新たながん治療薬(ハイパーサーミア増感剤)の開発につながると期待されている。研究成果は米国の学術誌に掲載された。
  • Source: PR Times
  • Date: 2026年6月1日

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岡山大学の研究グループが、がんの温熱療法(ハイパーサーミア)の治療効果を大幅に向上させる新しい化合物の開発に成功した。この化合物は、熱ストレスによって細胞核内に形成される「SAFB顆粒」の生成を抑制する。動物実験では、この化合物をハイパーサーミアと併用することで、抗腫瘍効果が著しく増強されることが確認された。この成果は、副作用が少なく効果的な新たながん治療薬(ハイパーサーミア増感剤)の開発につながると期待されている。研究成果は米国の学術誌に掲載された。

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【岡山大学】ハイパーサーミアの抗腫瘍効果を大幅に向上〜新規ハイパーサーミア増感剤の開発に成功〜 (2026年6月1日), PR Times
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PR Times
Date
2026年6月1日
岡山大学の研究グループが、がんの温熱療法(ハイパーサーミア)の治療効果を大幅に向上させる新しい化合物の開発に成功した。この化合物は、熱ストレスによって細胞核内に形成される「SAFB顆粒」の生成を抑制する。動物実験では、この化合物をハイパーサーミアと併用することで、抗腫瘍効果が著しく増強されることが確認された。この成果は、副作用が少なく効果的な新たながん治療薬(ハイパーサーミア増感剤)の開発につながると期待されている。研究成果は米国の学術誌に掲載された。
healthNQ 47/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年6月1日 00:39
  • 🔍 収集: 2026年5月31日 15:47
  • 🤖 AI分析完了: 2026年6月2日 09:19(収集から41時間31分後)
2026(令和8)年 5月 31日
国立大学法人岡山大学

<発表のポイント>
熱ストレスにより形成されるSAFB顆粒の形成を抑制する化合物を開発しました。
動物実験において、本化合物を用いることで、がん治療法の1つであるハイパーサーミアの抗腫瘍効果が増強されました。
研究開発が進むことで、新たなハイパーサーミア増感剤の開発につながることが期待されます。

◆概 要
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)の大学院ヘルスシステム統合科学研究科の古谷優治大学院生、嶋崎菜月大学院生、山田莉瑚大学院生、学術研究院ヘルスシステム統合科学学域の大槻高史教授、渡邉和則准教授の研究グループは、熱ストレスによって細胞の核内で形成されるSAFB顆粒の形成を抑制する化合物を開発しました。また、動物実験において、本化合物とがん治療法の1つであるハイパーサーミアを併用することで、抗腫瘍効果が有意に増強されることを明らかにしました。
この研究成果は、2026年2月18日にアメリカの国際学術誌「Journal of medicinal chemistry」でオンライン公開されました。
ハイパーサーミアは抗がん剤などの化学療法と併用することで治療効果が高まりますが、抗がん剤に伴う副作用や十分な治療効果が得られない場合があることが課題となっています。
本研究で開発したSAFB顆粒形成抑制剤は、抗がん剤とは異なる作用機構によりハイパーサーミアの効果を高める可能性があり、治療効果の向上と副作用軽減が期待されます。今後の研究開発により、新たなハイパーサーミア増感剤としての応用、発展が期待されます。
本件は、2026年5月31日に公開されました。

図. SAFB顆粒形成抑制剤によるSAFB顆粒の形成抑制
免疫染色により核(青)とSAFB(黄色)の染色を行いました。抑制剤を溶かしている溶媒よりもSAFB顆粒形成抑制剤の方がSAFB顆粒(矢印)の数が少ない。

◆古谷優治大学院生と渡邉和則准教授からのひとこと
担がんマウスを用いた実験は初めてだったため不安が大きかったですが、このような成果につながり大変うれしく思います。本研究の成果を糧に、さらなる研究の発展・実用化を目指します。共同研究も大歓迎です。

◆論文情報
論 文 名:Discovery of thermal sensitizers that inhibit heat-induced SAFB granule formation
掲 載 誌:Journal of Medicinal Chemistry
著  者:Yuji Furutani, Natsuki Shimasaki, Riko Yamada, Takashi Ohtsuki, Kazunori Watanabe
D O I:https://doi.org/10.1021/acs.jmedchem.5c03361
U R L:https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.jmedchem.5c03361

◆研究資金
本研究は、公益財団法人ウエスコ学術振興財団、公益財団法人天野工業技術研究所の支援を受けて実施しました。また、化合物ライブラリーに関しては国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)生命科学・創薬研究支援基盤事業創薬等先端技術支援基盤プラットフォーム(BINDS)の課題番号JP21am0101084の支援を受けました。さらに、岡山大学インパクトの高い国際的な学術誌へのAPC支援を受けています。

◆詳しい研究内容について
ハイパーサーミアの抗腫瘍効果を大幅に向上〜新規ハイパーサーミア増感剤の開発に成功〜
https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r7/press20260309-1.pdf

◆参 考
・岡山大学 学術研究院 ヘルスシステム統合科学学域 生体分子工学研究室
https://www.okayama-u.ac.jp/user/ohtsuki/index.htm
・岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科
https://www.gisehs.okayama-u.ac.jp/

◆本件お問い合わせ先
岡山大学 学術研究院 ヘルスシステム統合科学学域 准教授 渡邉和則
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学津島キャンパス
TEL:086-251-8220

<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
岡山大学病院 新医療研究開発センター
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:086-251-8463

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください。

よくある質問

この研究の主な成果は何ですか?

がんの温熱療法(ハイパーサーミア)の効果を大幅に高める新しい化合物を開発したことです。この化合物は「ハイパーサーミア増感剤」として機能します。

新しく開発された化合物はどのように作用するのですか?

熱ストレスによって細胞の核内に形成される「SAFB顆粒」という構造の形成を抑制することで、がん細胞を熱に対して脆弱にし、治療効果を高めます。

この研究の意義は何ですか?

既存の抗がん剤とは異なる作用機序を持つため、治療効果の向上だけでなく、副作用の軽減も期待できます。これにより、がん治療の新たな選択肢となる可能性があります。

この研究はどの機関が主導しましたか?

国立大学法人岡山大学の大学院ヘルスシステム統合科学研究科の研究グループです。

今後の展望はどのようになっていますか?

さらなる研究開発を進め、この化合物を基にした新たなハイパーサーミア増感剤として実用化を目指しています。研究グループは共同研究も歓迎しています。