アルケンと水からアルコールを合成 銅と光を用いたクリーンな合成手法の開発に成功〔岡山大学, 大阪公立大学〕

Key facts

  • アルケンと水からアルコールを合成 銅と光を用いたクリーンな合成手法の開発に成功〔岡山大学, 大阪公立大学〕
  • 岡山大学と大阪公立大学の共同研究グループが、安価な金属である銅を光触媒として利用し、アルケンと水から直接アルコールを合成するクリーンな新手法の開発に成功しました。この研究は、反応性の低いアルケンを光エネルギーで活性化させる新たな方法を確立したもので、成果は英国の学術誌「Nature Communications」に掲載されました。この技術は、高まるアルコールの工業的需要に対し、経済的かつ環境に配慮した製造法を提供し、今後の分子変換技術の発展を加速させることが期待されます。
  • Source: PR Times
  • Date: 2026年6月1日

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岡山大学と大阪公立大学の共同研究グループが、安価な金属である銅を光触媒として利用し、アルケンと水から直接アルコールを合成するクリーンな新手法の開発に成功しました。この研究は、反応性の低いアルケンを光エネルギーで活性化させる新たな方法を確立したもので、成果は英国の学術誌「Nature Communications」に掲載されました。この技術は、高まるアルコールの工業的需要に対し、経済的かつ環境に配慮した製造法を提供し、今後の分子変換技術の発展を加速させることが期待されます。

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アルケンと水からアルコールを合成 銅と光を用いたクリーンな合成手法の開発に成功〔岡山大学, 大阪公立大学〕 (2026年6月1日), PR Times
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PR Times
Date
2026年6月1日
岡山大学と大阪公立大学の共同研究グループが、安価な金属である銅を光触媒として利用し、アルケンと水から直接アルコールを合成するクリーンな新手法の開発に成功しました。この研究は、反応性の低いアルケンを光エネルギーで活性化させる新たな方法を確立したもので、成果は英国の学術誌「Nature Communications」に掲載されました。この技術は、高まるアルコールの工業的需要に対し、経済的かつ環境に配慮した製造法を提供し、今後の分子変換技術の発展を加速させることが期待されます。
techNQ 45/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年6月1日 08:23
  • 🔍 収集: 2026年5月31日 23:35
  • 🤖 AI分析完了: 2026年6月2日 08:35(収集から32時間59分後)
岡山大学と大阪公立大学の共同研究成果プレスリリースです。

2026(令和8)年 5月 31日
国立大学法人岡山大学

<発表のポイント>

アルコールの工業的需要は高まり続けており、安価な出発原料から目的のアルコールを効率 よく合成する手法の開発が求められています。

アルケンと水から直接目的のアルコールが得られれば魅力的ですが、その実現には新たなア ルケンの活性化法が必要でした。

本研究では安価な金属である銅と光エネルギーを活用して、クリーンな水和反応の開発に成功しました。

◆概 要

 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)学術研究院環境生命自然科学学域(工)の奥直樹助教(特任)、山崎賢助教、三浦智也教授、同大学院環境生命自然科学研究科の福家啓仁大学院生(当時)、桝井里花子大学院生ら の研究グループは、大阪公立大学大学院工学研究科の松井康哲准教授、池田浩教授らの研究グル ープと合同で、光エネルギーを活用して、アルケンと水からアルコールを合成する新たな手法 の開発に成功しました。

 アルコールの工業的需要は高まり続けており、その簡便で経済的な合成手法の開発が求めら れています。安価で入手容易なアルケンと水から、目的のアルコールを直接合成できれば魅力的 な化学変換ですが、その実現には反応性の低いアルケンを活性化する新たな手法の開発が必要 でした。

 本研究では、安価な金属である銅が、アルケンを活性化する強力な光触媒として働くこ とを初めて明らかにしました。

 これらの研究成果は 2026年2月21日、英国の総合学術誌「Nature Communications」に掲載さ れました。今後は、銅を光触媒として用いて、光エネルギーを活用したクリーンな分子変換技術 の開発が一層加速すると期待されます。

 本件は、2026年5月31日公開されました。

◆奥直樹助教からのひとこと

 この研究の原型は、私が修士課程の学生だった頃の発見です。共同研究者の皆さまのおかげで、約7年の時を経て形にすることができました。感無量です。(奥)

(左から)奥直樹助教、桝井里花子大学院生、三浦智也教授

◆論文情報
 論 文 名:Photooxidative Copper(II) Catalysis for Promoting anti-Markovnikov Hydration of Alkenes
 掲 載 誌:Nature Communications
 著 者:Naoki Oku, Keito Fuke, Rikako Masui, Ken Yamazaki, Yasunori Matsui, Hiroshi Ikeda, and Tomoya Miura
 D O I:10.1038/s41467-026-69807-0
 U R L:https://www.nature.com/articles/s41467-026-69807-0

◆研究資金
 本研究は、以下の助成[JSPS 科研費(22H05368, 24H01083, 22K19032, 25K01769, 22H05377, 24H01092, 24H01861, 24K17682)、JSPS地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)(JPJS00420230010)、前川報恩会学術研究助成(A3-24006)、 岩谷直治記念財団岩谷科学技術研究助 成、高橋産業経済研究財団研究助成]を受けて実施しました。
 また、本論文は岡山大学「インパクトの高い国際的な学術雑誌へのAPC支援」を受けています。

◆詳しい研究内容について
 アルケンと水からアルコールを合成 銅と光を用いたクリーンな合成手法の開発に成功

 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r8/press20260402-1.pdf

◆参 考

・岡山大学 学術研究院 環境生命自然科学学域 有機金属化学研究室

 https://sites.google.com/view/miuralab/home

・岡山大学大学院環境生命自然科学研究科

 https://www.elst.okayama-u.ac.jp/

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

◆本件お問い合わせ先

<研究に関すること>

 岡山大学 学術研究院 環境生命自然科学学域(工) 教授 三浦智也

 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学津島キャンパス 工学部1号館

<報道に関すること>
 岡山大学 総務部 広報課
 TEL:086-251-7292

 大阪公立大学 広報課
 TEL:06-6967-1834

<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1

<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
 岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階

<岡山大学の研究機器共用(コアファシリティ)などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究機器の共用の体制・整備等の強化促進に関するタスクフォース(略称:チーム共用)
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階

<岡山大学のスタートアップ・ベンチャーなどに関するお問い合わせ先>

 岡山大学研究・イノベーション共創機構 スタートアップ・ベンチャー創出本部

 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください

岡山大学 文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~

よくある質問

この研究の主な成果は何ですか?

安価な金属である銅と光エネルギーを活用し、アルケンと水から直接アルコールを合成する、環境に優しいクリーンな化学合成手法を開発したことです。

この新技術の利点は何ですか?

安価で入手しやすいアルケン、水、銅を原料とし、クリーンな光エネルギーを利用するため、経済的かつ環境負荷が低いという利点があります。

この研究成果はどこで発表されましたか?

英国の権威ある総合学術誌「Nature Communications」に2026年2月21日付で掲載されました。

どの大学がこの共同研究を行いましたか?

国立大学法人岡山大学と大阪公立大学の研究グループが共同で実施しました。

この技術は将来的にどのような貢献が期待されますか?

光エネルギーを活用したクリーンな分子変換技術の開発を一層加速させ、工業的に需要が高まり続けるアルコールの効率的な生産に貢献することが期待されます。