市販薬・サプリ選定支援サイト「キュアベル」を運営するウィルベース株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:田中 裕樹)は、全国のサプリ・健康食品ユーザー601名を対象とした継続・購買行動の実態調査を実施しました。
調査の結果、断念した成分・商品の1位は「亜鉛」。コスパ評価トップのDHCマルチビタミンが断念2位にも登場するなど、「選ばれるが、続かない」商品の実態が浮き彫りになりました。一方で、グミ形状サプリへのリピート意向が2位に浮上しており、「飲みやすさ」が習慣化の鍵を握っていることが示されました。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:サプリ・健康食品の使用経験がある2男女
有効回答数:601名(女性450名 / 男性141名 / 他10名)
調査期間:2026年5月
POINT 1 断念した成分1位は「亜鉛」——「飲みにくさ」「飲み忘れ」が継続を阻む
「途中でやめてしまった商品・成分」を自由回答で尋ねたところ、「亜鉛」が7件でトップ。DHCのマルチビタミン(4件)・DHC亜鉛(3件)と、合計10件以上のDHC製品が断念リストに登場しました。
順位
断念した成分・商品
件数
主な断念理由
1位
亜鉛(成分)
7件
飲みにくい・効果不明
2位
DHC/マルチビタミン
4件
飲み忘れ
2位
鉄分(成分)
4件
錠剤が大きい
4位
DHC/亜鉛
3件
効果を実感できず
5位
ファンケル/カロリミット
各2件
ー
5位
コラーゲン / クレアチン (いずれも成分)
各2件
ー
※自由回答を名寄せして集計。断念理由は複数回答から代表的なものを抜粋
断念の最大要因は「飲みにくさ」と「飲み忘れ」の2点。錠剤・カプセル型の形状や大きさ等による飲みにくさが、継続的な利用と習慣化を妨げている構造が見えてきます。
POINT 2 コスパ1位もDHCマルチビタミン——「選ばれるが、続かない」実態を数字で検証
「コスパが良いと感じる商品」ではDHCのマルチビタミンが38件・6.3%で首位。DHCブランド全体では全回答の31.6%を占め、「認知・価格・入手しやすさ」の三拍子が揃ったブランド力が際立ちます。
順位
コスパが良い商品
件数
割合(n=601)
1位
DHC/マルチビタミン
38件
6.3%
2位
DHC/ビタミンC
12件
2.0%
3位
DHC/亜鉛
10件
1.7%
4位
DHC/ヘム鉄
7件
1.2%
5位
生活総合サービス/すっぽん小町
5件
0.8%
6位
ディアナチュラ/ビタミンC
4件
0.7%
参考
DHCブランド合計
190件
31.6%
しかしPOINT 1の断念ランキングと照らし合わせると、コスパ上位のDHC製品が断念にも名を連ねています。「安くて良い」と「続けられる」は、別の問題であることが数字に表れており、コスパ・知名度で選ばれる商品ほど、購入ハードルが低い分、試して利用を止めるサイクルにも入りやすいと考えられます。
商品
コスパ評価
断念ランキング
示唆
DHC/マルチビタミン
1位
2位
「安いが続かない」パターン
DHC/亜鉛
3位
4位
成分単位でも断念ランキング1位
DHC/ヘム鉄
4位
コスパ高・断念少・継続されやすい
※DHCのヘム鉄はコスパ評価が高く断念が少ない点で、継続利用しやすい成分特性が示唆されます
POINT 3 月1回まとめ買い41%・支出1,000〜3,000円が主流——サブスク化は進まず
ユーザーの月間のサプリ支出は「1,000〜3,000円」が41%で最多。購入頻度は「月1回」が41%を占め、ある程度の量をまとめて購入するスタイルが主流です。週1回以上の高頻度購入者は全体の8%にとどまり、定期購入・サブスクへの移行はあまり進んでいない実態が示されました。
まとめ買いは「買った安心」で終わりやすく、日々の利用習慣につながりにくい面があります。購買頻度の低さとPOINT 1の断念理由「飲み忘れ」は、同じ問題の表と裏と言えるかもしれません。
POINT 4 グミサプリが「続けやすさ」で台頭——UHAが美味しさを独占、リピート意向は2位(29件)
「美味しいと感じたグミサプリ」を尋ねたところ、UHA味覚糖の商品が33件を集め圧倒的首位。「グミサプリ(一般)」への言及も8件あり、特定のブランドを超えてグミ形状そのものへの支持が高いことが示されています。
順位
商品名
件数(名寄せ)
1位
UHAグミサプリ各種(鉄・ビタミンC等)
33件
2位
グミサプリ全般(ブランド未記載)
8件
3位
グミサプリの鉄
3件
4位
味覚糖グミサプリ
2件
※「UHAグミサプリ」「UHA グミサプリ鉄」「UHA味覚糖のグミサプリ」等の表記を名寄せして合算
さらに「今後もリピートしたい商品」では、グミサプリ全般(形状指定)が29件でDHCのマルチビタミン(37件)に次ぐ2位にランクイン。3位のDHCのヘム鉄・亜鉛(各12件)を大きく上回る件数であり、特定のブランドや成分ではなくグミという「形状」で指定されている点が特徴的です。
順位
リピートしたい商品
件数
1位
DHCのマルチビタミン(表記揺れ合算)
37件
2位
グミサプリ全般(形状指定・複数ブランド合算) ★
29件
3位
DHCのヘム鉄(同)
12件
3位
DHCの亜鉛(同)
12件
5位
マルチビタミン(ブランド未記載)
8件
6位
すっぽん小町
6件
★「グミサプリ」「UHAグミサプリ」「グミサプリの鉄」等を合算。形状指定の回答が多いことが特徴
POINT 1の断念理由「錠剤(カプセル)が飲みにくい」と合わせると、グミ形状はその課題を直接解消する存在です。「美味しいく飲みやすいから継続する」という体験が、これまでのサプリが解決できなかった習慣化に対する一つの答えと言ってもよいかもしれません。
まとめ
「買っても続かない」サプリ問題の根底には、錠剤(カプセル)への抵抗感・飲み忘れ・効果実感の乏しさがあります。本調査では断念1位の亜鉛をはじめ、コスパ評価の高いDHC製品でさえ継続されていない実態が明らかになりました。
コスパ評価でDHCが全回答の31.6%を占める一方、同じ商品が断念ランキングにも顔を出すという数字は、「価格と品質への納得感」と「続けられる体験設計」は切り離して考える必要があることを示しています。
グミサプリは「美味しさ」「続けやすさ」という独自価値でリピート意向2位(29件)を獲得。今後のサプリ市場では成分の設計だけでなく、形状や利用体験のデザインが習慣化と他との差別化の重要な軸となるでしょう。月1回まとめ買いという購買スタイルに対し、定期便・サブスクの仕組みで継続と習慣化をサポートすることも、業界全体の課題として浮かび上がります。
調査データ集のご提供について
本調査
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査
- 関連組織:ウィルベース株式会社 / DHC / ファンケル
- 製品・サービス:キュアベル(サイト) / グミサプリ