令和の仕送り、親の80%が「負担」と感じる一方、学生の「余裕なし」は33%にとどまる 〜お金のリアル総研調査〜

株式会社Wizleapが運営する「お金のリアル総研」は、大学生とその親を対象に仕送りに関する調査を実施した。親の80%が仕送りを家計の負担と感じる一方、余裕がないと感じる学生は33%にとどまり、親子間で47ポイントの認識差があることが判明した。
調査NQ 81/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年5月22日 01:00
  • 🔍 収集: 2026年5月21日 16:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月21日 16:40(収集から8分後)
お金の相談プラットフォーム「マネーキャリア(https://money-career.com/)」を運営する株式会社Wizleap(東京都渋谷区、代表取締役 谷川昌平)は、お金のリアルを調査するシンクタンク「お金のリアル総研」の第2回調査として、一人暮らしの大学生とその親それぞれに「仕送りと生活費」をテーマにしたアンケート調査を実施しました。

調査の結果、親の80%が「仕送りは家計にとって負担」と感じている一方、仕送りを受け取る学生で「余裕がない」と答えたのはわずか33%。同じ家計を親子でまったく異なる温度感で捉えており、その感覚差は47ポイントにも及びます。背景には、親子間で仕送りの実態(負担感の温度・実際の支出構成・貯金率など)が具体的に共有されていない構造があります。物価高が長引く新生活シーズンの今こそ、家庭内で"仕送りのリアル"を話し合う必要性が浮かび上がっています。

■ お金のリアル総研とは

お金のリアル総研は、お金にまつわる日々の悩みや選択に、"考えるきっかけ"を届けるシンクタンクです。変化の多い社会制度や経済の動きを、生活者の目線から読み解き、一人ひとりの選択に寄り添う情報を発信していきます。年に2回、その時期のお金にまつわるニュースや制度の変化、経済・政治の動きなどをもとに意識調査を実施。加えて、トレンドに即したテーマでの調査発表も不定期に行い、世の中の「お金の悩み」を定点観測していきます。

家計、働き方、制度、価値観。お金にまつわる課題は、ますます複雑に、そして個別化しています。だからこそ、お金のリアル総研は、専門家の視点と生活者の声をつなぎながら、「お金について考える習慣」を社会に根づかせていきます。

■ 調査背景
物価高が長引くなか、家計における「仕送り」は親子の双方にとってセンシティブなテーマになりつつあります。親は家計の負担感を抱えつつも、学生に直接その痛みを伝えにくく、学生もまた"親に負担をかけている"という気遣いから使い道や本音を語りにくい ── こうした実態の共有不足が、家計の事実と親子の認識の間にズレを生んでいる可能性があります。

本調査は、新生活シーズンの節目に、仕送りをめぐる親子の「感覚差」を定量・定性の両面から可視化することを目的に実施しました。一人暮らしの大学生と、その親それぞれに同じテーマで回答を依頼し、"同じ家計を、親子はどれくらい異なる温度で見ているか"を明らかにしています。

■ 調査トピックス(サマリ)

① 親の80%が「仕送りは負担」。一方、学生で「余裕がない」と答えたのはわずか33%── 親子で47pt開く"痛みの感覚差"

② 親は子の支出を「家賃・食費・光熱費・交際費」の4項目に絞って想定。学生実態は「服・美容」「サブスク」「貯金」を含む7項目に分散── 使途構成のズレ

③ 学生の4人に1人が収入の30%以上を貯金。最高は月収の52%を将来に備えて貯蓄

④ 親の80%が「使い道まで話していない」。学生の50%は「親に負担をかけていて言いづらい」

⑤ 学生の67%が「自分が親になったら、できる限り仕送りしたい」── 語られないまま継承される仕送り文化

■ 調査結果① 親の80%が「負担」、学生で「余裕がない」のはわずか33%── 47ポイント開く"痛みの感覚差"

親側の「本音として、仕送りは家計にとって負担ですか?」という問いに対し、「非常に負担」30%、「やや負担」50%と、合わせて80%が負担感を抱いていると回答しました。

一方、仕送りを受け取る学生側の「現在の生活水準」については、「比較的余裕がある」が67%と最多。「余裕がない」と答えた層(「なんとかやれている」25% +「やや厳しい」8%)は合わせても33%にとどまりました。

同じ"家計の重さ"を対称的に並べてみると、親の「負担あり 80%」と学生の「余裕がない 33%」の間には47ポイントもの差があります。親が痛みを抱えているそのとき、学生側の3分の1しか同じ痛みを共有していません ── これは単なる「感覚の違い」ではなく、仕送りという家計の大きな一項目を親子がまったく異なる温度感で見ている構造的なギャップが浮かび上がります。

さらに、学生のなかで「やや厳しい」と明確に回答したのはわずか8%(1名)にとどまりました。親の負担感80%とこの層だけを並べると、その差は実に72ポイントにまで開きます。親が家計の"痛み"として抱えている感覚は、子の側にはほとんど届いていない可能性が示唆されます。

親(n=10)の「仕送りは負担ですか?」

学生(n=12)の「現在の生活水準」

非常に負担 … 30%

比較的余裕がある … 67%

やや負担 … 50%

なんとかやれている … 2

よくある質問

親と学生で仕送りに対する感覚はどれくらい違いますか?

親の80%が家計の負担と感じているのに対し、生活に余裕がないと感じる学生は33%に留まり、47ポイントの差があります。

学生は仕送りを何に使っていますか?

親が想定する家賃や食費などのほか、「服・美容」「サブスク」「貯金」など7項目に広く支出しています。

仕送りのお金の使い道について親子で話し合っていますか?

調査によれば、親の80%が「使い道まで話していない」と答え、コミュニケーション不足が指摘されています。