シュツットガルト(ドイツ)2026年5月20日 – Vector Informatik GmbH(ベクターグループ本社、在ドイツ、以下ベクター)は、SDC(Service-oriented Device Connectivity)評価バンドルの無償提供を開始しました。医療機器メーカーは、このバンドルを活用してIEEE 11073 SDC標準規格の分析、性能の評価、新機能のテストを行うことができます。成熟したソフトウェアスタックに加え、シミュレーションおよびテスト機能(SIL/HIL)を含むエンドツーエンドのソリューションとして、臨床環境における相互運用性の効率的な実装を支援します。

SDC評価バンドルは、IEEE 11073 SDCに基づき、異なるベンダー間の相互接続を検討している医療機器メーカーを対象としています。IEEE 11073 SDC標準規格は、データおよびサービスの双方向のやり取りを実現する基盤を提供し、特に手術室、救急救命室、集中治療室などの要件の厳しい医療現場において重要な役割を果たします。

ベクターの評価バンドルを使用することで、開発マネージャー、システムアーキテクト、ソフトウェアチームは最小限の時間投資で迅速に習得でき、SDCの量産製品への統合を評価することが可能になります。このバンドルは、専門知識の習得、性能の評価、新機能の評価にフォーカスされており、成熟した組み込みソフトウェアスタックとSIL/HILテスト用シミュレーションツールが提供されます。

機器メーカーにとっての主なメリットは、評価プロセスを大幅に簡素化できる点です。

- 効率性:バンドルを使用することで、初期の概念実証を数週間で実現可能 - リスク低減:成熟した実装を活用することで、複雑な通信インターフェイスを自社開発する際の工数を削減 - 包括的サポート:ベクターがオンボーディング、トレーニング、緊密なサポートでプロジェクト全体を支援

さらに、規制への対応面でも付加価値を備えています。実装はすでに業界の厳格な標準規格に準拠しており、SDCスタックはIEEE 11073のCore standards、IEC 62304(安全クラスCまで)、IEC 62443-4-1(サイバーセキュリティ)の要件を考慮しています。また、量産プロジェクト向けライセンスには、ベクターが、EU MDRに準拠したクラスIIbまでの製品認証を大幅に簡素化するためのドキュメンテーションパッケージを提供します。

ベクターは長年にわたり、医療技術分野での標準化されたデバイスネットワーク構築に携わっており、IEEE 11073 SDCの発展にも積極的に貢献しています。ベクターはOR.NET協会のアクティブメンバーとして、メーカーが相互運用性と将来性を備えたデバイスアーキテクチャを効率的に市場投入製品へと展開できるよう支援しています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:新製品
  • 関連組織:Vector Informatik GmbH
  • 製品・サービス:SDC評価バンドル / IEEE 11073 SDC