ユニクロ支援の「The Displacement Film Fund(難民映画基金)」、第2弾短編作品助成監督をカンヌ国際映画祭で発表

ユニクロが創設パートナーとして支援し、ケイト・ブランシェットらが共同創設した「難民映画基金」は、カンヌ国際映画祭で第2弾の短編映画制作助成対象監督5名を発表しました。あわせて、第1弾の助成5作品が2026年10月の東京国際映画祭(TIFF)で日本初上映されることも決定しました。
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  • 📰 発表: 2026年5月19日 18:13
  • 🔍 収集: 2026年5月19日 09:31
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月19日 21:22(収集から11時間50分後)
2026年5月18日、ユニクロが支援する「The Displacement Film Fund(難民映画基金)」の共同創設者・代表であるケイト・ブランシェットが、カンヌ国際映画祭にて、第2弾短編映画制作助成の対象者として、モハメド・アメル、アンマリー・ジャシル、アクオル・デ・マビオル、バオ・グエン、リティ・パンの5名を発表しました。この5人の監督の中には、昨年の東京国際映画祭(TIFF)で『パレスチナ36』で東京グランプリを受賞したアンマリー・ジャシル監督や、同じく昨年のTIFFで『私たちは森の果実』が審査委員特別賞を受賞したリティ・パン監督などが名を連ねています。あわせて、第1弾助成作品の短編5作品が、2026年10月開催のTIFFで日本初上映されることも発表しました。

2026年10月開催のTIFFで日本初上映される第1弾助成作品は、ハサン・カッタン監督『Allies in Exile』、マリナ・エル・ゴルバチ監督『Rotation』、モハマド・ラスロフ監督『Sense of Water』、シャフルバヌ・サダト監督『Super Afghan Gym』、モ・ハラウェ監督『Whispers of a Burning Scent』の5作品です。これらの作品は2026年のロッテルダム国際映画祭(IFFR)でワールドプレミアを迎え、会場が満席になるなど大きな反響を呼びました。さらに、英国『The Guardian』紙による五つ星評価をはじめ、国際的に高い評価を得ています。

カンヌ国際映画祭で行われた記者発表会には、ケイト・ブランシェットに加え、新たに支援を受ける映画監督のモハメド・アメル、アンマリー・ジャシル、アクオル・デ・マビオル、バオ・グエンが登壇しました。進行はIFFRのマネージングディレクター、クレア・スチュワートが務め、基金の第2弾の展開、助成対象となった映画制作者とそのプロジェクト、そして移動を余儀なくされた映画制作者を支援するための業界全体の取り組みについて議論が交わされました。

難民映画基金は、2025年の第54回IFFRにおいて、ケイト・ブランシェットとIFFRのヒューバート・バルス基金により共同で創設が発表されました。本基金は、避難を余儀なくされた映画制作者、または避難民としての経験を描いた実績のある映画制作者の活動を支援・助成することを目的としています。ユニクロは創設パートナーとして、毎年10万ユーロの寄付を行い、活動を支援しています。

■IFFRマネージングディレクターのクレア・スチュワートと、ヒューバート・バルス基金責任者のタマラ・タティシュヴィリのコメント
「第1弾の仲間とともに歩み始めた注目すべき道のり、そしてロッテルダム国際映画祭 2026での世界初上映の成功を経て、難民映画基金とともにカンヌへ戻って来ることができて光栄です。第2弾の映画制作者は、各自がそれぞれの避難・強制移動の経験を抱えながらも、卓越した幅広い映画的才能を改めて体現しています。私たちは、彼らの重要な物語をスポットライトの下に届けるお手伝いができることを誇りに思います。世界的な不確実性が続く今、この基金を維持するという私たちの使命は一層深まっており、映画が共感と前向きな変化を促す強い力になり得るという信念もより強まっています。」

■東京国際映画祭 プログラミングディレクター 市山尚三のコメント
難民映画基金の支援を受けた5本の作品を東京国際映画祭で上映できることを非常にうれしく思います。このプロジェクトは、現在の不安定な政治状況の中、極めて重要な問題を提起するものです。そして、才能ある監督たちによって生み出された5本の作品は、さまざまな意味で映画的な冒険にあふれ、驚きに満ちています。この多様な作品たちが日本の観客にどのように受け入れられるか、今から楽しみです。

■株式会社ファーストリテイリング 取締役 グループ上席執行役員 柳井康治のコメント
ユニクロは20年以上、難民支援に取り組んできました。お客様をはじめ多くの皆さまに支えていただき、支援の輪が広がっていることに深く感謝しています。一方で、難民問題に関する関心や理解は、特に日本国内ではまだ十分に届いていません。私は、映画には人々の意識を動かす力があると信じています。第1弾で支援した監督たちによる作品は、フィクションからドキュメンタリーまでの幅広さと、監督自身のパーソナルな体験が色濃く反映されていて、深い感動と共感、説得力の強さが特徴だと思っています。これらの作品を評価いただき、日本での上映機会を創出してくださった東京国際映画祭に、深く感謝いたします。また、第2弾に選出された5名の監督たちから、次はどのような物語が生まれてくるのか、大きな期待を寄せています。
株式会社ユニクロは、難民映画基金への継続的な支援を通じて、「Made for All」の理念のもと、より多くの人々に難民の物語を伝え、世界の難民問題への理解と関心を深めていきます。

■難民映画基金 第2弾短編作品助成者のプロフィール・プロジェクト
モハメド・アメル (Mohammed Amer)
「モー・アマー」としても知られるパレスチナ系アメリカ人のモハメド・アメルは、コメディアン、脚本家、演出家として受賞歴を持っています。シーズン1、2ともに高い評価を得たネットフリックスの半自伝的ドラマシリーズ『Mo/モー』では主演も務めています。同作品は、レビュー集積サイト「ロッテントマト(Rotten Tomatoes)」で批評家から100%の支持を得て「新鮮」認定され、ニューヨーク・タイムズ紙、ニューヨーク・マガジン誌、タイム誌によって、2022年と2025年の優れたテレビ番組に選出されています。『Mo/モー』シリーズにより、アメルはゴッサム賞、2023年度ピーボディ賞、2025年度ピーボディ賞ノミネート、AFI(米映画協会)賞など、数々の評価を獲得しています。

『Return to Sender』(仮題)(パレスチナ/アメリカ)
難民旅行証明書が発給されたパレスチナ出身のスタンダップコメディアンが念願のワールドツアーに乗り出します。ところが、国から国へと移動するたびに入国審査のハードルは理不尽さの度合いを増すばかり。果たして彼は精神力と覚悟で乗り越えられるのでしょうか。

アンマリー・ジャシル (Annemarie Jacir)
パレスチナ出身の映画制作者、脚本家、そしてプロデューサーでもあるアンマリー・ジャシルの作品群は、これまでベルリン、ヴェネチア、カンヌ、ロカルノ、トロントの映画祭でプレミア上映されてきました。また、彼女が手がけた4本の長編映画はすべてパレスチナのアカデミー賞エントリー作品に選ばれています。彼女に名声をもたらした2008年の『この海の塩(原題:Salt of this Sea)』はパレスチナの女性監督によって制作された初の映画であり、彼女にとってはカンヌでプレミア上映された2本目の作品となりました。アンマリーは現地での後進育成や研修、人材登用に献身的に取り組んでおり、パレスチナのインディペンデント映画の振興に力を注いでいます。最新作に

よくある質問

難民映画基金の第1弾作品はどこで見られますか?

2026年10月に開催される東京国際映画祭(TIFF)にて、日本で初めて上映される予定です。

ユニクロの難民映画基金への支援額はいくらですか?

創設パートナーとして、活動支援のために毎年10万ユーロを寄付しています。

第2弾の助成対象監督はどこで発表されましたか?

2026年5月のカンヌ国際映画祭にて、共同創設者のケイト・ブランシェットらによって発表されました。