unerryとPayke、インバウンドマーケティング強化に向けて提携。位置情報と購買データで一気通貫の分析を実現

株式会社unerryと株式会社Paykeが提携し、インバウンド市場向けのマーケティングを強化する。累計550万DLの「Payke」アプリにunerryの「Beacon Bank SDK」を搭載し、高精度な位置情報分析、多言語プッシュ配信、そして来店から商品接触までの効果測定を一貫して提供する。花王の事例では3.5%の来店率を達成した。
提携NQ 84/100出典:PR Times

📋 記事の処理履歴

  • 📰 発表: 2026年5月19日 17:30
  • 🔍 収集: 2026年5月19日 09:01
  • 🤖 AI分析完了: 2026年5月19日 21:31(収集から12時間29分後)
株式会社unerryと株式会社Paykeは、インバウンド市場におけるマーケティングの強化に向けて連携いたします。

累計550万を超える訪日外国人旅行客が利用するPaykeアプリに、unerryのスマートフォン位置情報の取得・活用を可能にする開発ツール「Beacon Bank SDK」を搭載することで、GPS・ビーコン技術を活用した、より精度の高い行動分析とアプリプッシュ配信およびその効果測定を実現します。

小売・流通企業や自治体、メーカーなど、インバウンド市場に取り組む企業・団体の効果的なマーケティング施策の実現を支援するとともに、訪日外国人旅行客の皆様にとって、旅先で必要な情報が適切なタイミングで届くことで、日本での体験がより楽しく便利になることを目指します。

連携の背景

2025年の訪日外客数は4,268万人超と過去最高を更新し、訪日外国人消費額も9兆4,559億円となりました。インバウンド市場は、自動車に次ぐ規模の輸出産業として成長を続けるなか、訪日外国人旅行客に対する調査・マーケティングへの要望が一層多く寄せられています。

unerryは2024年6月より「Beacon Bank for インバウンド」の提供を開始し、20カ国超の訪日中の外国人旅行客について、店や駅、道路単位といった粒度の細かい来訪把握やエリア内での滞在・回遊傾向分析、およびそのデータに基づいた広告配信・効果測定を行なってまいりました。人流ビッグデータの活用により、インバウンドマーケティングの高度化を支援する存在として、多くの企業・自治体から支持を得ています。

またPaykeは、商品パッケージのバーコードをスキャンするだけで、商品のあらゆる情報を7言語で表示できる訪日外国人アプリ「Payke」の運営を通じて、訪日客の購買体験を支えてきました。強固な顧客基盤をもとに、企業向けには広告配信やアンケート調査および訪日客の国内周遊データと商品への興味・関心データを掛け合わせた分析サービスを展開するなど、インバウンド市場における顧客理解の深化に貢献しています。

日本のインバウンドマーケティングにおいて欠かせない存在である両社が連携することで、人流データと訪日客接点の双方の強みを活かした、マーケティングソリューションを提供してまいります。

連携により実現すること

①訪日外国人の人流データ拡充による分析精度向上
unerryのリアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」にPaykeアプリのデータが連携することで、より多様な訪日外国人の行動データが蓄積され、国籍別の移動ルートや来訪エリア、施設単位での来訪分析などの精度が向上します。

②Paykeアプリを通じたアプリプッシュ配信の実現
累計550万ダウンロードを超えるPaykeアプリを通じて、訪日外国人旅行客に対し、位置情報に基づいたタイムリーなアプリプッシュ配信が可能になります。店舗や観光スポットの情報を、適切なタイミングで国籍に合わせた適切な言語で届けることができます。

③配信施策の効果測定 / インサイト抽出
Paykeアプリでのアプリプッシュ配信後、実際の店舗来店や施設来訪を測定可能です。アプリプッシュ配信による実際の店舗来店や施設来訪の計測はもちろん、Paykeアプリの機能を活かし、「来店したユーザーが実際に店頭で商品をスキャン(接触)したか」までを一気通貫で可視化します。さらに、Paykeユーザーに対してアプリ内でアンケート調査を併せて行うことで、「なぜその商品に興味を持ったか」といった定性的なインサイトも獲得できます。インバウンド向けプロモーションの効果検証が可能となり、PDCAサイクルを回した継続的な施策改善が実現します。

<花王グループカスタマーマーケティング株式会社様>unerry ✕ Payke連携によるアプリプッシュ配信事例
旅ナカの訪日客向けにPaykeアプリを使った花王商品取扱店での商品スキャンキャンペーンを実施しました。訪日外国人へ各言語(英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語、タイ語、ベトナム語)でスマートフォンへのPUSH広告配信を行なった結果、広告接触者における対象店舗への来店率が3.5%という成果に繋がりました。

担当者コメント

<株式会社unerry メディアサービス Manager 平井健一郎>
インバウンド市場は、訪日客数が過去最高を更新し続ける数少ない成長市場です。一方で、訪日外国人向けのマーケティングは、これまで効果的な手法が限られており、特に来店や購買効果の測定は大きな課題でした。
今回のPayke様との連携により、累計550万ダウンロードを超える訪日客に支持されるアプリを通じて、適切なタイミングでの情報配信と、その効果測定が可能になります。これにより、小売・流通企業様や自治体様、メーカー様のインバウンド向けマーケティングがより確かなデータに基づいた展開が可能になると考えています。同時に、この連携は訪日外国人旅行客の皆様にとっても大きな価値があると考えています。マーケティングの高度化と訪日客の体験向上、その両面を実現できるサービスを両社の協業により実現してまいります。

<株式会社Payke 代表取締役CEO 古田 奎輔>
Paykeは、訪日外国人旅行客が「商品を手に取る瞬間」のデータを蓄積してきました。誰が、いつ、どこで、何に興味を持ったか。この購買接点のデータは、これまでインバウンドマーケティングにおいて可視化が難しかった領域です。
今回、unerry様の人流ビッグデータと連携することで、訪日客の「移動」と「購買接点」をつなげた一気通貫のマーケティングソリューションが実現します。観光地を巡り、店舗を訪れ、商品を手に取る。その一連の行動をデータで捉え、適切なタイミングで必要な情報を届けられるようになることは、企業のマーケティング精度向上だけでなく、訪日客の皆様の買い物体験をより豊かにすることにもつながると確信しています。

よくある質問

unerryとPaykeの提携による主なメリットは何ですか?

訪日外国人の高精度な行動分析に基づき、適切なタイミングで多言語プッシュ通知を配信し、来店や購買への効果測定が可能になる点です。

どのような事例がありますか?

花王グループの事例では、訪日客への多言語プッシュ広告配信により、対象店舗への来店率3.5%を実現しました。

効果測定はどこまで可能ですか?

店舗への実際の来店計測だけでなく、来店したユーザーが店頭で対象商品をスキャン(接触)したかまでを一気通貫で測定できます。