医学が見落とした──呼吸は「量」より「質」で決まる。

トラタニ株式会社が、睡眠中の呼吸の「質」に着目した調査レポートを公開。呼吸の深さや安定性が体内環境に与える影響を、自社測定データと生理学的知見を基に解説し、同社の寝具が呼吸の質を改善する可能性を示唆している。
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  • 📰 発表: 2026年6月4日 10:00
  • 🔍 収集: 2026年6月4日 10:34(発表から34分後)
  • 🤖 AI分析完了: 2026年6月6日 23:41(収集から61時間7分後)
トラタニ株式会社(石川県かほく市)は、睡眠中の呼吸環境を調べる社内プロジェクトの一環として、呼吸の“質”が体内の働きに与える影響を整理したレポートを公開します。

本稿は、既存の生理学的知見と、当社が独自に行った呼吸測定データを組み合わせ、呼吸の質という視点から体の変化をわかりやすくまとめたものです。研究成果の発表ではなく、生活者の理解を深めるための内容です。

■ 呼吸は「量」ではなく“質”で決まる

人の命には「3・3・3の法則」があります。食べなくても約3週間、水がなくても約3日生きられますが、呼吸が止まると3分で命の危機に陥ります。

それほど重要であるにもかかわらず、現代人の多くは「食事と飲み物」ばかりに目が向き、“呼吸の質”が体にどれほど大きな影響を与えるかを知りません。

呼吸の質とは、深さ、安定性、 吸気と呼気のバランス、 胸郭の可動性などの総合的な働きを指します。

■ 私たちは人生の1/3を眠って過ごしています

その間に体で何が起きているのかを自覚できている人はほとんどいません。医学、睡眠学からも十分な警鐘は出ていません。

睡眠中は、体の構造上、誰にでも次のような状態が起きています。
・息苦しくても気づけない
・呼吸が止まっても気づけない
・浅い呼吸が続いても気づけない

これは、睡眠中は意識が働かず、呼吸の変化を自覚できなくなるためです。専門的には睡眠時低呼吸と呼び、隠れ酸欠の原因といわれています。

■ なぜ現代人は、どんな寝姿勢でも呼吸が浅くなるのか

その理由は、身体構造そのものが睡眠中の呼吸を制限しているからです。睡眠時無呼吸症候群SASやいびきに限らず、誰にでも起きています。

■ 寝姿勢になると、重力が“90度”変わる(構造的な理由)

立位では重力は 縦方向 に働き、筋肉や気道には張力がかかっています。しかし横になると、重力は 前後方向 に“90度”向きを変えます。

この変化こそが、筋肉と気道の働きを弱め、睡眠中の呼吸を浅くする最大の要因です。

具体的には:
内臓の重さが横隔膜にのしかかる
気管・呼吸筋が緩む(睡眠中の筋緊張低下)
胸郭の動きが重力方向と逆向きになる
頭部・頸部の角度が重力の影響を受けやすい
舌根沈下は必ず起きる(顎の緩み・口の開き)
仙骨の角度変化が胸郭と連動して呼吸を制限する

■ 呼吸の質の低下は、

呼吸の質 → 内部環境 → 臓器の働きに影響を与えます。

呼吸の質(深さ・安定性)⇒内部環境(自律神経・酸素・CO₂・NO・ホルモン・免疫) ⇒臓器の働き(血管・血圧・胃腸・睡眠・メンタル)。もっとも大切なことを医学が語らない。

呼吸の中身が変わるだけで、内部環境が大きく影響を受け、最終的に体調・健康にも大きな影響が及ぶ可能性があります。

■ 内部環境とは何か。

呼吸の質が整うと、体の中ではまず 内部環境 が変化します。

内部環境とは、自律神経・酸素・CO₂・NO・ホルモン・免疫などの“体を動かす機能” のこと。

これらは形のない“機能”であり、臓器そのものではなく、臓器を動かす“ソフトウェア”のような存在です。

■ 内部環境が整うと起きる“生理学的な帰結”

血管が柔らかくなる(NO)
血圧が下がりやすくなる(自律神経)
胃腸が丈夫になる(迷走神経)
睡眠が深くなる(呼吸の安定)
頭痛が起こりにくくなる(酸素変動の減少)
メンタルが安定しやすくなる(自律神経)
不調が起きにくくなる

これらは薬では直接つくれません。「内部環境が整えば」自然に起こる“生理学的な帰結”です。

■では、睡眠中の呼吸は実際にどれほど浅くなるのか

私たちは睡眠中の呼吸を実測し、呼吸の質がどれだけ変化するのかを確認しました。※仰臥姿勢、覚醒状態での測定です。

呼吸の質を可視化する:ResMo × aams 実測データ

当社では、呼吸の「量」と「質」をResMo(呼吸量)と aams(呼吸質)で可視化しました。

● 呼吸回数(量) 一般的な平面寝具:18回/分 。トラタニ寝具:12回/分→ 約33%改善
● 呼吸の深さ(量) 一般的な平面寝具:100 。トラタニ寝具:145→ 約45%改善

呼吸の質は、呼吸回数が少なく、深さが深くなることで、CO₂の排出と酸素の取り込みが適正となります。

aams(呼吸質)でのリアルタイムの呼吸の中身。吸気と呼気の長さが可視化され、呼気が長いほど横隔膜が迷走神経(副交感神経)を刺激しやすい。

生命力の上流にあるのは呼吸の質であり、その実態を把握するために当社は睡眠中の呼吸を継続的に測定しています。

調査概要

【調査概要】
・調査期間:2024年4月〜2026年5月
・調査機関(調査主体):トラタニ株式会社
・調査対象:成人男女(20〜65歳)
・有効サンプル数:11名
・調査方法:ResMo テレメトリー式生体信号測定装置および aams 呼吸解析システムを用いて、呼吸数・呼吸深度・胸郭可動性・IE比・呼吸波形を測定し、通常寝具と当社寝具の条件比較を行った。

最後に

呼吸は「量」ではなく「質」で決まります。そして呼吸の質は、体の内部環境を整える“入口”です。

内部環境が整えば、血管、血圧、胃腸、睡眠、メンタル──あらゆる臓器の働きが自然に上向きます。

当社は今後も、呼吸の質を可視化し、生活者の健康理解を深める取り組みを続けてまいります。

【締め】

医学は「壊れた後」を治す力に優れていますが、“壊れる前の体内環境”を整えるのは私たち自身です。

当社は、「体にわずかな物理的な負荷がかかるだけで 呼吸が自然に深くなる」という仕組みに着目しています。

呼吸が整うと、酸素・血流・微小循環が開き、 睡眠・代謝・免疫など、生命の土台が静かに整っていきます。

今後も、気道の構造・寝姿勢・呼吸の関係について発信を続けます。

【会社情報】

トラタニ株式会社
代表:虎谷 生央
所在地:石川県かほく市
事業内容: ・ショーツ(アパレル)の企画・製造・販売 ・睡眠中の呼吸・酸素環境・身体構造に関する研究 ・寝具および関連技術の開発
特徴: ショーツ開発で培った立体構造技術を応用し、 頭部・頸部・胸郭の連動性を保つための周辺技術に関する特許を複数保有
公式サイト:https://www.toratani.jp

よくある質問

このレポートの主な主張は何ですか?

呼吸は「量」よりも「質」(深さ、安定性、バランス)が重要であり、特に睡眠中の呼吸の質が体内環境(自律神経、酸素、CO₂など)を整え、健康に大きな影響を与えるという主張です。

トラタニ株式会社はどのような企業ですか?

石川県かほく市に本社を置く企業で、ショーツ(アパレル)の企画・製造・販売と、睡眠中の呼吸・酸素環境・身体構造に関する研究、寝具および関連技術の開発を行っています。

調査ではどのような測定が行われましたか?

ResMo(呼吸量)とaams(呼吸質)を用いて、成人男女11名を対象に、通常寝具とトラタニ寝具での呼吸数、呼吸深度、胸郭可動性などを比較測定しました。

調査結果の主な数値は?

一般的な平面寝具と比較し、トラタニ寝具では呼吸回数が約33%減少(18回/分→12回/分)、呼吸の深さが約45%改善(100→145)したと報告されています。

このレポートは医学的な研究成果ですか?

いいえ。既存の生理学的知見と自社測定データを組み合わせたもので、生活者の理解を深めるための内容であり、研究成果の発表ではありません。